前大統領がオバマ邸暴露か SNSに住所、襲撃誘因も
トランプ前米大統領が6月29日に、ワシントンにあるオバマ元大統領の邸宅の住所だとする情報をソーシャルメディアに投稿していたことが5日、検察が裁判所に提出した資料で分かりました。
投稿と同じ日に邸宅付近で武器を所持していた男が警察に逮捕されており、男はトランプ氏の情報暴露を受けてオバマ氏を襲撃しようとした可能性がある。
男はテイラー・タラント容疑者(37)で、海軍の元兵士。自らのソーシャルメディアのアカウントに住所を再投稿し、オバマ氏を名指しして「地獄で会おう」と書き込んでいた。実際に襲撃は行われず、オバマ氏は無事だった。
タラント容疑者は前日の6月28日、東部メリーランド州にある商務省所管の国立標準技術研究所(NIST)で自身の乗用車を爆破すると脅す動画も投稿していました。
施設には原子炉もあり、動画ではマッカーシー下院議長を脅すような発言もしていたとのことです。