メタ、薄型化の新VR端末を今秋発売予定
米IT大手、メタ(旧フェイスブック)は1日、仮想現実(VR)用ゴーグル型端末の新モデル「クエスト3」を今年秋に発売すると発表しました。
頭に装着する本体部分を現行機より薄くし、映像の解像度を高めたことでより没入感のある体験ができると説明する。価格は7万4800円から。
VRと拡張現実(AR)を組み合わせた複合現実(MR)にも対応しており、メタは仮想空間「メタバース」の普及に向けた起爆剤にもしたい考えだ。米アップルが5日に始める開発者会議でもMR端末の発表が予想されており、競争が激しくなりそうだ。
クエスト3は米クアルコムと共同開発した新型の半導体を採用し、処理能力を高めました。
メタのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はクエスト3が「MRを全ての人に届けるための突破口になる」とコメントしています。