2022年のEV世界販売、7割増の726万台となり、日本勢は出遅れ




2022年の電気自動車(EV)の世界販売台数は約726万台で、21年に比べ約7割増えたことが8日、調査会社マークラインズの調べで分かりました。
ガソリン車を含む市場全体(約7621万台)のうち、EVの占める割合は1割に迫り、存在感が急速に高まっています。

マークラインズが世界62カ国・地域で販売された新車を集計した。22年のEVを除くガソリン車などの新車販売は21年と比べ7・4%減の約6895万台だった。一方、EVは66・6%増の約726万台となり、新車販売のうち、EVの占める割合は21年の5・5%から22年には9・5%まで拡大した。

2022年のEV世界販売、7割増の726万台、日本勢出遅れ

国・地域別のEVの販売台数は、中国が21年比約8割増の約453万台と、市場を牽引(けんいん)しました。
ドイツや英国を含む西欧も約3割増の約153万台で、米国は約80万台で、日本は22年に発売された軽自動車のEVが好調だったが、約5万台にとどまり出遅れが目立ちます。




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