経済効果5千億円アップも「拡張万博」で見込めるか




令和7年4月に開幕する大阪・関西万博に向け、関西一円をパビリオンに見立てて、会場外のイベントや産業施設を訪れてもらう「拡張万博」に向けた取り組みが進んでいます。

万博開幕前から展開して本番の機運醸成につなげるだけでなく、万博来場者の宿泊数を増やすことも期待されている。民間シンクタンクは拡張万博により、万博開催の経済波及効果が最大約5千億円上振れすると試算する。

「万博を成功させるためには、関西のそれぞれの自治体が盛り上げていかないといけない」。昨年11月に大阪府東大阪市が開催した万博関連イベント「HANAZONO EXPO」の市担当者はこう語る。

万博を運営する日本国際博覧会協会も後援。万博プロデューサーの中島さち子さんと落合陽一さんも参画し、盛り上げた。2日間で想定の2万人を上回る7万人が訪れ、担当者は「機運醸成ができただけでなく、地元への経済効果も大きかった」と振り返る。
経済効果5千億円アップも 「拡張万博」で機運醸成、宿泊増で

開催期間中に約2820万人の来場を見込む万博を好機とし、関西一円で観光やビジネスの需要を取り込む動きが活発化しています。
なんとなくの体感ではまだまだイベントとしての盛り上がりが足りないような気がする大阪万博ですが、せっかくの一大イベントとして大きく盛り上がって欲しいものです。
それこそ落ち込んでしまった景気を回復することができるようなイベントになれば。




関連記事一覧