総務省の行政文書をめぐって議論がまだ続いています⇒鈴木議員が官僚の文書について言及しています。。。

国会では物価高対策や賃上げなど議論すべきことがあるにも関わらず、未だに総務省の行政文書についての議論が行われています。

立民としては行政文書の正確性を主張し、高市大臣を辞任、そして議員辞職に追い込みたいのでしょうが、国民民主党の玉木代表が言うように、この問題の「本質は圧力の有無」です。

本質とかけ離れ、高市大臣への批判に明け暮れる立民ですが、主張の根幹にある行政文書の正確性についてはなにも疑いを持たないのでしょうか。

長く国会議員を務めている鈴木議員が官僚の文書について見解を語っています。

行政文書の正確性は担保されているのでしょうか。。。

総務省の行政文書について主に立民が高市大臣への攻勢を強めています。そして強める攻勢ですが、行政文書の正確性についてはなにも疑問を持っていないのでしょうか。

衆議院の総務委員会では次のような質問が行われています。

14日の衆議院総務委員会で、立憲民主党の大築紅葉氏は、「総務省の官僚が、なかったレクを実在したかのようにねつ造することはありえないのではないか」とただしました。

これに対して、松本総務大臣は「上司の関与を経て、このような文書が残っているのであれば、2月13日に放送関係の大臣レクがあった可能性が高い」と改めて説明しました。

一方、「個々のレクの日付や内容までは覚えていないという同席者もいた。高市大臣の認識はご案内のとおりだが、同席者の間でも内容についての認識が必ずしも一致をしていない」と述べ、「政治的公平」の解釈に関する協議が行われたかどうかは確認されていないと説明しました。
引用元 行政文書“大臣レクあった可能性高いも内容確認されず”総務相

大臣レクはあった可能性が高いとしながらも、内容までは認識が一致していないと松本総務大臣は述べています。

立民は行政文書の正確性に自信を持っているようですが、ベテランの国会議員は別の見方をしています。

それが鈴木宗男議員です。鈴木議員は自身のブログで行政文書について次のように語っています。

安倍政権時代の放送法を巡る文書が国会で取り上げられているが、官僚の作った文書は一方的で、また受けた側の頭づくりで作られることがある。

 総務省が「行政文書」と言っているが、それならば文書内容を当事者の確認を取っていたのかとお尋ねしたい。

21年前、ムネオバッシングされた時、外務省から私の発言に関する正確でない文書が国会に出て来た。

 私が最初に言った「羅臼では」という発言を消し、鈴木は「領土よりも経済だ」というメモが一人歩きした。

官僚のメモによる文書は、時には都合の良いように作られる場合がある。

私の経験からも高市大臣が言う「捏造」という言葉は良く分かる。総務省は誰が文書を作り、誰が小西議員に渡したのか一日も早く公にすべきである。
引用元 ムネオ日記 3月9日

鈴木議員は官僚によるメモは『都合の良いように作られる場合がある』と語っているのです。こうした行政文書についての認識がある一方で、立民は何故正確性に疑問を持たないのでしょうか。

問題の本質は圧力の有無だったはずですが、立民らにとっては本質よりも高市大臣を追い込むことの方が重要なのでしょうか。

このような政局絡みの議論をするのではなく、人々の生活を支える政策についての議論をしてもらいたいと思います。

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