ロシア側のサイバー攻撃、G7サミット警戒を
ドイツなどのウクライナへの戦車供与に反発し、親ロシア派活動家のハッカーグループ『ハクティビスト』が、大量のデータを送信してシステム障害を引き起こさせるDDoS(ディードス)攻撃をドイツの医療機関や空港に仕掛けたとのこと
--ロシア側のサイバー攻撃で最大の被害は
「金融機関への攻撃が繰り返され、一番の問題になっている。市民の士気にかかわるのでウクライナ政府は詳細には言及していないが、金融機関が攻撃を受けるとオンラインの決済や振り込みなどの手続きへの影響が大きい」
--今後の攻撃はどう展開されるか
「2つある。戦車の供与など国家間の動きに反発して親ロシア派のハクティビストが行う攻撃と、ロシア政府の管理下に置かれたグループが主導する攻撃だ。このグループはこの1年間、ウクライナの外務省や軍の関連機関に対し、戦況に関わるような内容のメールに添付したファイルでウイルスを繰り返し送り、執拗(しつよう)さが増している」
引用元 ロシア側のサイバー攻撃、G7サミット警戒を 専門家が警鐘
「親ロシア派のハクティビストが新たに日本の組織を標的にしていないかなどを監視すべきだ。5月に広島市で開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に反応する可能性も否定できず、かなり注意喚起をしているが、関係する省庁や組織の連携が重要となる」という見方がされています。