全国旅行支援の割引率等を見直し、再開の方針




2023年1月10日より全国旅行支援は再開することを観光庁は発表し、割引率等の制度の見直しを行う方針です。

2022年10月の全国旅行支援は、日本国内の旅行者増の起爆剤に
観光庁が2022年12月26日に発表した「宿泊旅行統計調査結果」によると、同年10月の「延べ宿泊者数」は、4427万人でした。コロナ禍前の2019年同月比では、マイナス11.6%でしたが、前年同月比ではプラス38.0%となりました。 また、11月は、2022年が4570万人、 2019年同月比マイナス8.0%、2021年同月プラス23.7%となっています。

日本人延べ宿泊者数は、10月は4215万人で、 2019年同月比プラス5.9%、2021年同月比プラス32.7%、11月は4170万人、 2019年同月比プラス2.7%、2021年同月比プラス13.9%となっており、全国旅行支援の期間中の日本人の旅行者はコロナ前より多いことがわかります。本施策が旅行のモチベーションアップに大きく貢献したようです。

全国旅行支援は、昨年12月27日でいったん終了しましたが、年明け以降の観光需要喚起策として、2023年1月10日から再開されました。現在、新型コロナ感染者が増加していますが、「新たな行動制限が必要な事態が生じないこと」を前提に全国旅行支援は実施される予定です。10月から年末にかけての支援施策より割引率は引き下げられていますが、それでもお得なことには変わりありません。

引用元 【再開】「全国旅行支援」は1月10日から再開!「割引率20%・最大補助額7000円」は都道府県の予算がなくなり次第終了

全国旅行支援は、各都道府県の設定した予算が無くなり次第、順次終了でありますが、旅行代金の割引率は最大20%、交通付旅行の場合は、1人1泊あたり5,000円を上限とされ、地域で利用できるクーポンが、1人1泊あたり平日は2,000円分、休日は1,000円分補助されるため、合計の最大補助額は7,000円となります。

新型コロナウイルスの影響により、日本経済の悪化が懸念される中、感染リスクを考慮の上、旅行支援の再開は経済回復に繋がるきっかけとなるのではないでしょうか。



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