政治資金収支報告書の記載漏れを厳しく追及していた立民ですが、立民議員にも記載漏れが明らかになりました。。。
通常国会が今月の下旬に召集されますが、先の臨時国会で立民が厳しく政府与党に詰め寄っていたことの1つが政治資金についてです。
政治資金について厳しい姿勢で臨むことは理解できますが、結局は自党に跳ね返ってくるのが立民です。立民は政治資金収支報告書の記載漏れについて厳しい姿勢で政府与党と対峙していましたが、立民議員にも記載漏れが発覚したのです。
政府与党に対して厳しい態度を示していたのですから、当然、お仲間といえども厳しい態度を示してもらいたいと思います。
政治資金収支報告書の記載漏れ、結局、立民議員にもありました。。。
昨年の臨時国会でも今までと同じように政府与党を批判ばかりをする立民の姿勢がマスコミによって多く報じられました。
その批判材料の1つになっていたのが政治資金収支報告書の記載漏れです。自民党の議員だった薗浦氏は、その記載漏れの責任を取る形で議員辞職をしました。
薗浦氏の議員辞職に際して、立民の岡田幹事長は次のよう語っています。
立憲民主党の岡田幹事長は、記者団に対し「4000万円という多額なお金であり、政治資金収支報告書に記載のない収入は、いわば裏金のような存在で、本当に反省しているのであれば 個人的に使ったのかや政治活動で使ったのかを説明してもらいたい」と述べました。
そのうえで「巨額の不記載がほかの議員でも行われていないのかを自民党にはきちんと点検してもらいたい。極めて異常なことが、それなりの立場のある議員によって行われたことは重く、離党や議員辞職したからいいということではない。政治とカネの問題は有権者の政治不信を招きかねず、しっかりと国会でも取り上げていきたい」と述べました。
引用元 自民 薗浦健太郎衆院議員が議員辞職 千葉5区の補欠選挙へ
岡田幹事長の言うように、政治とカネの問題は、政治不信を招きかねない重大な問題です。岡田幹事長の批判には共感をする有権者も多いものと思います。政治とカネの問題は、別に与党に限った話ではなく、当然野党でも起こり得る話です。
厳しく批判をした岡田幹事長ですが、その後待ち構えていたいのは、立民のお家芸とも言える事態でした。
立憲民主党の野間健衆院議員(鹿児島3区)が代表を務める政治団体「立憲民主党鹿児島県第3区総支部」が、外部団体からの寄付300万円を2021年分の政治資金収支報告書に記載していなかったことが10日分かった。昨年12月27日付で訂正した。
野間氏の事務所は「事務作業のミスだった。領収書のチェックなどを二重三重に行い、再発防止を徹底したい」と説明している。
収支報告書によると、外部の政治団体が21年4月と10月、計300万円を寄付したが、受け取った3区総支部は記載していなかった。
引用元 立民・野間氏の政治団体、収支報告書に寄付300万円不記載 「事務作業のミス」
呆れることに政治資金収支報告書の記載漏れが立民議員にも発覚したのです。あれほどまでに与党を厳しく批判してきたにも関わらず『事務作業のミスだった』との一言で片づけられるのでしょうか。
立民のお家芸のブーメランがまたしても炸裂したわけですが、岡田幹事長はどのような対応を取られるのでしょうか。政治とカネの問題は政治不信を招きかねないと岡田幹事長は語っていましたが、立民のこのようなお家芸も政治不信を招く一因になっているのではないでしょうか。
ここでも身内に甘い姿勢を貫くのでしょうか。仮にそのような姿勢を貫くのであれば、市民からの立民不信が一層高まることは間違いありません。