LINE証券、マイナンバーカードを利用した取り組みを検討




政府は、マイナンバーの活用を拡大するため、児童手当や年金の給付を通じて行政機関が既に把握している住民の口座番号などにひも付けて登録する新制度の導入を検討している中、LINE証券は、マイナンバーカードを利用した取り組みを実施します。

LINE証券は、マイナンバーカードを読み込んでリアルタイムで本人確認手続き・認証を行ない口座開設ができる「マイナンバーカード読取り」の提供を開始した。

同社では、口座開設時にスマートフォン(PC)から利用者情報の入力や携帯電話番号の認証、本人確認書類の登録、ログインに必要な暗証番号の設定などが必要だった。今回、従来の口座開設方法に加え、LINE Payが提供する「LINE Pay公的個人認証サービス」を導入した「マイナンバーカード読取り」が利用可能となった。

マイナンバーカード読取りでは、本人確認書類の提出時に、マイナンバーカードに LINE(スマートフォン)をかざすとカードのICチップ情報を読み取り、自動で情報が入力される。そのため、本人確認書類等の撮影・画像アップロードや住所等の入力が不要で、よりスピーディーに、簡単に口座開設を行なえるようになる。

【マイナンバーカード読取り」利用方法】・本人確認書類提出時、「マイナンバーカードを読み取ってかんたん申請」を選択し、案内に沿って本人確認手順を確認
・マイナンバーカードの券面事項入力補助用パスワードを入力
・マイナンバーカードに LINE(スマートフォン)をかざして読み取り
・マイナンバーカードの署名用電子証明書パスワードを入力
・マイナンバーカードに LINE(スマートフォン)を再度かざして読み取り
・本人確認完了

引用元 LINE証券、マイナンバーカードで簡単口座開設

マイナンバーカードにひも付けることにより、今後の給付金支給を迅速に行う狙いがあり、コロナ禍に給付金事務に手間取った点から、政府は支給口座の登録制度をつくり、口座番号や氏名、金融機関名などを任意で登録してもらう仕組みとなります。

従来のLINE証券は、口座開設にあたり利用者情報の入力や携帯電話番号の認証、本人確認書類の登録、ログインに必要な暗証番号の設定などを必要としましたが、今後は、従来の口座開設方法に加えて、マイナンバーカードのICチップ情報から本人確認手続きや認証、各種情報入力の読み取りに対応する方針です。



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