日本の人材力は4年連続の下落で世界41位




スイスの国際経営開発研究所(IMD)がこのほど発表した2022年版「世界人材ランキング」で、日本の人材競争力は主な63カ国・地域中、41位だった。19年から4年連続で下落し、前年より順位を二つ落とした。

流行「第8波」の感染状況を慎重に見極めながら、厚生労働省の厚生科学審議会(厚労相の諮問機関)などで詰めの議論を進める。

IMDは毎年、各国・地域の人材競争力について、人材に対する「投資と育成」、国内、海外から人材を引きつける「魅力」、人材活用の「準備度合い」の3分野から調査、採点している。

22年の首位はスイス。2~5位をスウェーデンなどの北欧各国が占め、トップ10はいずれも欧州勢だった。アジア・太平洋地域では、12位のシンガポールが最高で、香港(14位)が続いた。
日本の人材力は世界41位 4年下落、国際経験が最低

日本は順位低落に歯止めがかからず、22年は14年の調査開始以来、最低でした。
分野ごとの順位は「魅力」が27位と中位だった半面、「準備度合い」は54位と低迷しました。




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