TPP、全11カ国で協定発効し、ブルネイも締約 




日本政府は12日、ブルネイで環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が発効したと発表しました。
2018年3月にチリでTPPに署名した当初メンバーの11カ国全てが出そろっています。

TPPは、関税撤廃や知的財産などの統一的ルールに基づき自由貿易を推進する枠組み。12カ国で署名したが、その後に米国が離脱。日本とブルネイのほか、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア、ベトナム、ペルー、マレーシア、チリの11カ国で新協定をまとめ、18年に署名し直した。

当初メンバーの中で最後の締約国となったブルネイは、今年5月13日に批准したと事務局を務めるニュージーランドに通知していた。
TPP、ブルネイも締約 全11カ国で協定発効

11カ国は今月15、16日にニュージーランドで開く閣僚級会合で、18年の署名後に申請していた英国の加盟を正式に決定します。




関連記事一覧