中国軍71機が台湾周辺で活動し大半が中間線越え




台湾の国防部は26日、71機の中国軍機が同日午前6時までの24時間以内に台湾周辺で活動しているのを探知し、うち47機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に一時進入したと発表しました。

そのうちの多くが台湾海峡の暗黙の停戦ラインである「海峡中間線」を越えて台湾側を飛行したという。台湾メディアによると今夏から探知機数を発表して以降、1日の機数としては最多という。

国防部によると、71機の多くは戦闘機で、対潜哨戒機や無人機(ドローン)なども含まれていた。
中国軍71機が台湾周辺で活動、大半が中間線越え 探知は最多

台湾紙の軍事担当記者によれば今回、中国軍が多数の軍用機を進入させたのは、米国で台湾への巨額の軍事支援を盛り込んだ2023会計年度の国防権限法が成立したことに反発した可能性があるとしています。
ロシアとウクライナの戦争が続く中、着実に台湾・中国の諍いも活発化してきています。




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