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TBS『ひるおび』が『逆に挑発とかにならないのかな?』反撃と能力保有について驚きの発言です⇒不安を煽るのがコメンテーターの役割なのでしょうか。。。

日本の安全保障政策の大転換を岸田総理が決めました。閣議決定した後、マスコミは蜂の巣をつついたような大騒ぎをしています。

安全保障政策に関心が集まることは良いことだと思いますが、残念なことに反撃能力の保有について的外れなコメントを残しているコメンテーターも多数散見されます。

特にTBS系で放送されているひるおびに出演しているコメンテーターの発言は酷く、番組内で反撃能力の保有について『逆に挑発とかにならないのかな?』と語っていました。

テレビ局は少しは安全保障政策がわかるコメンテーターを用意することはできないのでしょうか。。。

まともな解説をすることが出来ないコメンテーターを出演させるTBSです。。。

安保関連3文書の改訂で反撃能力の保有が明記されました。戦後の安全保障政策の大転換となり、マスコミでは安全保障政策について多くの報道が行われました。

平日の昼間の時間帯にTBS系で放送されているひるおびも反撃能力の保有を中心に安全保障政策についての放送を行っていました。

反撃能力が必要な理由として笹川平和財団・上席研究員の小原凡司氏(59)は、弾道ミサイルならイージス艦やPAC3で迎撃できるが「(現在の迎撃態勢だと)極超音速ミサイルや軌道を変えてくるもの、あるいは低い弾道を変えてくるものは今のミサイル防衛システムで落とすのは難しい」と説明。反撃能力(敵基地攻撃能力)は「敵を攻撃するというより、ミサイル防衛の一環」だと解説した。
引用元 『ひるおび』女性コメンテーター、日本の防衛“反撃能力”保有に持論展開も視聴者から呆れ声「意味が分からん」「マジで言ってんのか」

この解説を行った小原氏は海上自衛隊の第21航空隊司令を務めた安全保障政策のスペシャリストです。反撃能力の保有ついて『敵を攻撃するというより、ミサイル防衛の一環』とする解説はわかりやすいものだと思います。

この分かりやすい解説の後に、同番組に出演しているコメンテーターが的外れなコメントを発しました。

一方で、SHIBUYA109 lab.所長でマーケティング専門家の長田麻衣氏(31)は、反撃能力を保有することで「逆に挑発とかにならないのかな?っていう不安もある。これ持ってるから攻撃しても大丈夫でしょって思われちゃったりしないかな」と持論を展開。
引用元 『ひるおび』女性コメンテーター、日本の防衛“反撃能力”保有に持論展開も視聴者から呆れ声「意味が分からん」「マジで言ってんのか」

反撃能力を保有することによって『これ持ってるから攻撃しても大丈夫でしょ』という思考になるのでしょうか。

仮にこのコメンテーターの言っていることが正しいのであれば、とっくに世界各地で戦争が起こっているはずです。しかもこの方は単なるマーケティング専門家だそうで、私たち視聴者とレベルが変わらない方です。

抑止力の意味も理解していない、さらには小原氏の解説も聞いていなかったのでしょうか。反撃能力の保有は歴史的な大転換な政策です。重要な問題についてこのような的外れコメントを残すコメンテーターを出演させるメリットは番組側にあるのでしょうか。少なくとも国民にはこのコメントを聞く意味は皆無でしょう。

今回ほど安全保障政策に関心が集まったことはありません。正確な情報を提供しければならない場面でど素人がコメントをし、不安を煽ってどうするのでしょうか。

マスコミの不正確、そして的外れな主張は世論操作以外のなにものでもありません。
こうした不誠実なマスコミに、私たちは気をつけなければなりません。

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