中国軍が台湾周辺でパトロールと火力訓練
中国人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区の報道官は25日、台湾周辺の海空域で同日に複数の軍種による戦闘準備の警戒パトロールと火力打撃訓練を行ったと明らかにしました。
報道官は「米国と台湾が挑発をエスカレートさせていることへの断固とした反応だ」と説明しており、米台が連携を強めていることに反発した形だ。
明言はしていないが、米国が今月6日に台湾へ軍用機の予備部品売却を承認したことや、台湾への防衛支援を含む国防予算の大枠を決める国防権限法が23日に成立したことなどへの対抗措置とみられる。
中国軍が台湾周辺でパトロールと火力訓練 米台連携に反発
報道官は「戦区部隊は一切の必要な措置をとり、国家主権と領土保全を断固として守り抜く」と強調しています。