サンデーモーニング、今度は『攻めてくるかもしれない国』に国際協力を提唱です。。。

番組の視聴率低下に歯止めがかからないサンデーモーニングが、今回も『妄想』を披露しているようです。。。

防衛費の増額を決定した岸田政権を批判したいのでしょうが、『攻めてくるかもしれない国』への国際協力を提唱したのです。日本を攻めるかもしれない国への国際協力、日本が攻められることがご希望なのでしょうか。

防衛という言葉に過敏に反応するサンデーモーニングですが、日本を取り巻く環境の厳しさを理解しているのでしょうか。。。

公共の電波で『妄想』を流してしまう、サンデーモーニングです。。。

毎度妄想的な意見を放送し、視聴者を呆れさせるサンデーモーニングが今回もその期待を裏切りませんでした。

その妄想の対象になったのは防衛費です。岸田総理が日本の安全保障環境の厳しさを反映し、防衛費の増加を決断しましたが、このことは左派に凝り固まったサンデーモーニングにとって看過できない事態だったようです。

そこで驚くべき妄想をコメンテーターが発しました。

前法大総長の田中優子氏が4日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、「攻めてくるかもしれない国」との国際協力について言及した。
中略
「本当に反撃ですむのかっていうのがわたしたちの懸念で、無理だろうと。今までも北朝鮮のミサイルが飛んでくる時でも海に入った時にアラートが鳴る」と探知能力に疑問も。米国が日本に「矛と盾」になることを求めていると分析した。

続けて、防衛費の予算には「研究開発」「国際的協力」という名目もあるとし、「『国際的協力』というのは単に分断するということじゃなくて、攻めてくるかもしれないその国との平和条約であるとか、いろんな国際協力がある。そちらにも使ってほしい」と強調した。
引用元 「サンモニ」田中優子氏「攻めてくるかもしれない国」への協力に「予算使って」

Jアラートの発出時について探知能力に疑問を呈していますが、自衛隊が感知する時点と、人々に知らされるJアラートには多少のタイムラグがあることは容易に想像がつきます。Jアラートの発出を持って日本が探知したとでも勘違いしているのでしょうか。

そして、防衛費を国際協力にも使ってほしいという発言には驚きです。この田中氏が一体どこの国を指してこのような妄想を語っているのかは不明ですが、すでに日本が多額のODAを拠出した結果、日本の脅威になっている国の存在を忘れているのでしょうか。

40年以上にわたって中国に供与されてきた日本政府の途上国援助(ODA)の全ての事業が、3月末に終了します。ODAは中国の発展を支えて日中の結びつきを強めた半面、援助を続ける必要性や、中国側の情報公開などをめぐって批判も受けてきました。
中略
国際協力機構(JICA)によると、ODAのうち、無償でお金を提供する「無償資金協力」は約1600億円、お金を貸す「円借款」は約3兆3千億円、「技術支援」の約1900億円で、計3兆6千億円余りを支援してきました。
引用元 対中ODAが今月末で終了 「日本の支援、中国で知られず」批判も

日本はこれまで中国に対して巨額のODAを提供してきましたが、結果はどうでしょうか。日本固有の領土である尖閣諸島を我が物にしようとする野望を隠そうとしていません。親日国にもなりませんでした。

日本を攻撃するかもしれない国に国際協力をすることは、日本を守ることには決してならないのです。むしろこのことで日本政府や外務省を責めるべきでしょう。つまり中国への ODAは無駄金だったのです。

防衛費はあくまで防衛に費やされる予算です。それを『日本を攻撃するかもしれない国』への国際協力にまわせという発言はあまりにも稚拙かつ現実を知らないと言わざるを得ません。

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