12年間で10億人の増加!世界の人口が80億人突破




国連は15日、世界の人口が推計で80億人を突破したと発表しました。
医療の発達や栄養状態の改善による死亡率の低下、平均寿命の長期化を背景に、70億人に達したのが2010年のことでした。
そこから総人口の伸び率は鈍化していますが、ピークを迎える80年代には104億人に上る見通しとされています。
発展途上国では食料や水、燃料が不足し、貧困がより深刻化すると懸念されており、より一層の対策が求められます。

グテレス国連事務総長は声明で、「持てる者と持たざる者の間の大きな格差を解消しなければ、緊張と不信、危機と紛争に満ちた80億人超の世界に身を置くことになる」と警告した。
引用元 世界の人口が80億人突破 国連推計、12年間で10億人増

南アジアやアフリカなどの一部の国で今後も人口の大幅な増加が見込まれており、50年までに増える世界の人口の半数以上はアフリカのサハラ砂漠以南の国々で、世界の4人に1人がアフリカの人々になると言われています。逆に日本を含む61の国や地域は、出生率の低下などから50年までに人口がそれぞれ1%以上減少するとみられています。




関連記事一覧