ほぼ全ての国民にマイナンバーカードが行き渡ることを目標に掲げ、取り組みを実施
政府は、2022年度末までにほぼ全ての国民にマイナンバーカードが行き渡ることを目標としており、引き続き、国民にマイナンバーカードの取得を促すためのキャンペーンを実施し、目標に向けて取り組みに努めています。
マイナポイントはマイナンバーカード取得を促すためのキャンペーン
マイナポイントは国民にマイナンバーカードの取得を促すためのキャンペーンです。そのかいもあり、マイナンバーカードの人口あたりの発行率は、令和3年4月には3割にも満たなかったのですが、令和4年9月時点の発行率は約5割にも上りました。■マイナポイントは合計2万円分もらえる
マイナポイントは合計で2万円分ものポイントがもらえます。ただし、2万円分が一括でもらえるのではなく、所定の手続きをして、それぞれの内訳別にポイントがもらえる点には注意しましょう。マイナポイントの内訳は以下の通りです。
1. マイナンバーカードの新規取得(5000円分)
2. 公金受け取り口座の登録(7500円分)
3. 健康保険証利用の登録(7500円分)これらの手続きをすべてすると2万円分になるということです。
■キャッシュレス決済サービスのポイントとして使える
マイナポイントを受け取るには、マイナンバーカードとクレジットカードやQRコード決済、電子マネーなどのキャッシュレス決済サービスのひも付けが必要です。対象となる決済サービスはマイナポイントの公式ホームページに記載されています。対応している決済サービスは2022年10月現在120種類にも及びます。普段自分が使っている決済サービスを選びましょう。
マイナンバーカードとは、プラスチック製のICチップ付きカードで、券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーと本人の顔写真等が表示されており、たった1枚で本人確認ができ、オンラインバンキングをはじめ、証券口座開設など民間のオンラインサービスなど各種の民間のオンライン取引等に利用できるようになる見込みです。
またマイナンバーカードは健康保険証として利用可能となるため、対応する医療機関や薬局は、順次拡大していく予定であり、利便性を高めていく方針です。