迷走続く立民・泉代表です。。。秋波を送った日本維新の会からの反応も冷たいものでした。。。

立憲民主党の泉代表の迷走が続いています。今まで犬猿の仲だと思われていた日本維新の会に今国会では急接近をしています。

更には立憲民主党と日本維新の会の憲法論議について『そんなに差はない』と発言する始末です。もちろん左派からは泉代表を批判する声が上がっています。その上、秋波を送っていた日本維新の会からは『かなり違う』と言われています。

泉代表の迷走は今に始まったことではありませんが、このような姿勢を見せていては、支持率が上向くことは未来永劫ないと思います。

泉代表、迷走の果ての四面楚歌です。。。

立ち位置がコロコロ変わる立憲民主党の泉代表が憲法改正議論でも驚きの発言を行いました。立憲民主党と日本維新の会では『そんなに差はない』と発言したのです。

立憲民主党の泉代表が憲法改正を巡り、自衛隊の明記などを掲げる日本維新の会の立場について「そんなに差がない」と発言し、党内のリベラル系議員らが反発している。

泉氏は２１日の東京都内での講演で、「維新が掲げる憲法（改正）項目は、多くはそう対立せずに（済む）と思う」と述べた。９条改正についても、「必要であれば（衆院憲法）審査会で議論すればいい」と指摘した。国会での共闘強化に向け、維新に秋波を送る意図があったとみられる。
引用元　憲法改正巡り立民・泉代表「維新とそんなに差ない」…リベラル系「誤解招く発言は控えるべき」と批判

泉代表は『そんなに差がない』と言っていますが憲法審査会をめぐる対応をみるだけでも、立憲民主党は憲法改正に消極的であり、日本維新の会は積極的であることがわかると思います。

当然、泉代表の発言は方針転換と捉えられ、日本共産党をはじめ身内からも批判の声が上がりました。

党内リベラル系グループに所属する阿部知子衆院議員は２４日、「誤解を招く発言は控えるべきだ」と批判。関西選出の若手は「９条まで維新と一緒にやるのかと支援者に問い詰められた」と憤った。

共産党の志位委員長も２３日、ツイッターに「憲法を巡って維新と協力の余地ありと考えているとしたら、とんでもない考え違い」と投稿するなど、他党にも波紋を広げている。
引用元　憲法改正巡り立民・泉代表「維新とそんなに差ない」…リベラル系「誤解招く発言は控えるべき」と批判

所属議員や日本共産党の志位委員長の発言は極々自然なものだと思います。そしてここまで批判されても日本維新の会からの反応が良ければ、泉代表にとっても救いだったと思いますが、日本維新の会は『そんなに差がない』と言われたことについて迷惑がっています。

日本維新の会の藤田文武幹事長は２６日の記者会見で、立憲民主党の泉健太代表が、憲法改正をめぐる姿勢について「（維新と）差があってないようなもの」と述べたことに対し、否定的な見解を示した。藤田氏は「党としての憲法のスタンスは（立民と）かなり違う。先方と近づけるため、うちが立民の考えに寄せていくことは一切ない」と述べた。
引用元　維新幹事長「憲法で立民に寄せること一切ない」

泉代表の発言は一体何を目的としたものだったのでしょうか。党内そして長年強い協力関係を構築してきた日本共産党からは批判され、秋波を送った日本維新の会からは迷惑がられています。

結局、泉代表の発言で明らかになったのは泉代表の四面楚歌っぷりだけのようです。このような迷走を続ける代表で立憲民主党は大丈夫なのでしょうか。支持率没落も納得です。

衆議院議員総選挙、そして参議院議員通常選挙で敗北を続けてきた立憲民主党が、国政選挙で議席を伸ばすことは今後も不可能でしょう。