石原氏「再生可能エネルギーで日本のエネルギーを賄えるわけがない!」玉川氏「日経新聞を読めば、いろんな蓄電技術は載ってる!」
5日放送のテレビ朝日系「モーニングショー」で、玉川徹氏と石原良純氏が再生エネルギーをめぐって激論を繰り広げたことがネット上でも話題となっています。
石原氏が「再生可能エネルギーで日本のエネルギーを賄えるわけがない!」「自然エネルギーは頼りにならない」と主張したことに対して、玉川氏が「自然エネルギーは問題ない」「日経新聞を読めば、いろんな蓄電技術は載ってる!」と反論。
原発推進派と再エネ推進派の意見が真っ向からぶつかり、激論となったようです。
テレビ朝日系「モーニングショー」で、コメンテーターの玉川徹氏と石原良純が再生エネルギーをめぐって激論を繰り広げた。
5日放送の同番組では、世界の異常気象を取り上げた。現在、異常な大雨が続くパキスタンでは大洪水が発生し、国土の3分の1が水没したといわれる一方、欧米や中国南部などでは記録的大干ばつで河川や湖沼が干上がる事態に陥っている。
異常気象がテーマとあって、気象予報士の資格を持つ石原はまさに〝水を得た魚〟だったが、温暖化の話から話題は電力供給へと脱線。カーボンニュートラルな再生可能エネルギーの話へ展開すると、玉川氏との白熱激論に発展した。
温暖化による異常気象対策として、電力を再生可能エネルギーで賄うことを主張する玉川氏に対し、石原は「再生可能エネルギーで日本のエネルギーを賄えるわけがない!」と真っ向反論。これに対し、玉川氏は「原発のことを言いたいんだろうが、自然エネルギーは問題ない」と返すと、石原は再び「関係なくない! 自然エネルギーは頼りにならない」と玉川氏を否定した。
その後も「蓄電技術がなければ再生可能エネルギーの有効利用はムリ」と主張する石原に対し、今度は玉川氏が「日経新聞を読めば、いろんな蓄電技術は載ってる!」などと反論。石原と玉川氏の一触即発な空気を察した司会の羽鳥慎一アナが、「電力の話はまた今度にして、気象の話をしましょう」といさめる場面もあった。
2人の白熱議論を受けてネット上では、「おっさん同士の言い争い醜い」、「もはや放送事故レベルの言い合い」などの反応が相次いでいる。
ツイッターでもこの話題を取り上げる投稿が目立ち、原発推進派は石原氏を擁護し、再エネ推進派は玉川氏を擁護していました。
記事には「おっさん同士の言い争い醜い」、「もはや放送事故レベルの言い合い」などとネット上の反応を取り上げていますが、ワイドショーなどで一方的な主張のみが紹介される昨今で、こういった意見が割れている場面を紹介することは非常に意義のあるものだと感じました。
このような討論は時間をもっと作ってどんどんされるべきだと思いました。メディアが世論を誘導するのではなく、こういった討論を視聴者が見て、どのように感じてどちらを支持するかを視聴者が決めるという形が当たり前になればいいと思っています。そうすれば偏向番組というのも減るのではないでしょうか。