マイナポイント第2弾の申請1000万件を突破
政府は、国民にマイナンバーカードの発行を呼びかけ、国民の利便性の向上、国や地方公共団体等における手続きや申請書作成の時間・労力の大幅削減など、行政の効率化を目的としています。
1. マイナンバーカードの申請件数6119万件
総務省によると、マイナンバーカードの申請件数は、8月3日時点で約6119万件。人口に対する割合は約48.3%です。また、マイナポイント第2弾が本格的にスタートした6月30日以降の1日平均の申請件数も、それまでの2倍以上に増加しています。
総務省は、令和4年度末までにほぼ全国民にカードが行き渡ることを目指して、更なる申請件数の増加を図っていく必要があるとしています。
2. マイナポイントの重複申請「調査中」
また、マイナンバーカードの取得などでポイント付与される件をめぐって、複数回申し込まれた件について、金子総務大臣は現在調査中であるとしました。総務省によると、これまでの調査により複数回申し込まれているケースが471件(2回470件、3回1件)が判明しています。
複数回の申込に対し、実際にポイントが付与されているかどうかは分かっていません。
金子総務大臣は「各決済事業者からマイナポイントの付与状況の報告がすべて出揃った段階で、速やかに公表してまいりたい」としています。
政府のマイナポイント普及の呼びかけなどの取り組みにより、マイナンバーカードの普及率は、2022年7月末時点で45.9%となっています。
またマイナンバーカードは子供も作成が可能であり、0歳から申請することが可能であり、マイナポイントの申請もできます。子どものマイナポイントは法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスに付与でき、原則として本人同席のもとで手続きする必要があります。
今回の政府の呼びかけを機会に、ぜひ子供の分の申請を検討してみてはいかがでしょうか。