サンデーモーニング、旧統一教会問題でどうしても批判したいという魂胆が見え隠れしています。。。論点がズレています。。。
反政権を掲げ、毎週毎週政府への根拠希薄な批判を繰り返しているように見えてしまうのがTBS系列で放送されているサンデーモーニングです。
今回、サンデーモーニングは旧統一教会をめぐって政府への批判を展開しましたが、その分析、そして内容が余りにもズレているのです。
政府への批判を目的にする番組にとって旧統一教会問題は格好の攻撃材料なのだと思いますが、最低限論点をしっかり認識したうえで放送するべきではないでしょうか。
相変わらず的外れな批判しか出来ないサンデーモーニング。。。
世間が旧統一教会の問題に注目していることから、その流れに乗っかろうとサンデーモーニングも旧統一教会について取り上げています。
報道番組のキャスターを務め、サンデーモーニングではコメンテーターを務める松原氏が旧統一教会について言及しています。
TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は31日、旧統一教会の世界平和統一家庭連合と政治家との関係について特集した。
中略
コメンテーターでBS―TBS「報道1930」のキャスターを務める松原耕二氏は旧統一教会と政治家の関係に「よくわからないのが旧統一教会の創設者の文鮮明氏の言葉などをみると、教えの根本にあるのは、日本は韓国を植民地支配したんだ、と。その罪を犯したから日本からお金を取るのは当然なんだ、と。それも、しかも物言いがある種、品のない言い方で日本を侮辱したような言い方をしているんです。それなのになぜ、これは日本の保守の層が最も反発しそうなことなのに、なぜ保守政治家たちがこうした協力関係を平気で築いているのか。これ私、よくわからないんです」と指摘した。
引用元 松原耕二氏、「サンモニ」で「旧統一教会」と政治家の関係で今後の焦点を解説…「政策に影響が及ぼすことはなかったか」
旧統一教会の創設者の言葉と保守系政治家の言動が一致しないことを不可思議に思っているようですが、一体、旧統一教会の政治家への影響力をどのように思っているのでしょうか。
まさか全て言いなりになっているとでも思っているのでしょうか。
旧統一教会が政治家へ大きな影響力を持っていることがサンデーモーニング、そして松原氏にとっては批判する上で好都合なのかも知れません。
そして松原氏の呆れた発言はまだ続きます。
さらに「ただ共通するのは家父長制的なるある種、伝統的な家族観なんです。例えば自民党議員の1人は旧統一教会の集会に出て、同性婚には反対し続けます、と。それも物の言い方も旧統一教会の考えを代弁します、というような物言いなんです。つまり、これまで伝統的な家族観に基づいて選択的夫婦別姓とか同性婚の問題とかなかなか進まなかったのは、こうした宗教団体との協力関係が果たして背景に本当になかったのか。単なる協力関係なのか。政策に影響が及ぼすことは本当になかったんだろうか。これはこれから調べるべきだし、これからの大きなテーマのひとつになるんじゃないかという気がしています」と指摘していた。
引用元 松原耕二氏、「サンモニ」で「旧統一教会」と政治家の関係で今後の焦点を解説…「政策に影響が及ぼすことはなかったか」
この発言を見れば、松原氏がどれだけ的外れなことを言っているかわかると思います。松原氏は「政策に影響が及ぼすことは本当になかったんだろうか。」と語っていますが、旧統一教会と政治家の関係で問題視されているのは、旧統一教会が行っている霊感商法や多額献金等が社会問題になっているにも関わらず、政治家がその広告塔を行っていたことです。
政策への影響力の有無が焦点ではないのです。松原氏の言うように政策への影響力の有無が大問題であるなら、政党を支援している様々な団体の政治活動が大問題ということになります。多くの人が知っている日本医師会もそのような団体の1つです。
サンデーモーニング、そして松原氏にとっては批判さえできれば、それがミスリードであっても気にしないのかもしれません。
批判をするなら最低限、論点を把握した上で行ってもらいたいと思います。