G20財務相・中銀総裁会議が閉幕され、インフレ抑制で協調
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が18日、インドネシアの首都ジャカルタで開かれました。
世界的なインフレが新型コロナウイルス禍からの回復を目指す世界経済のリスクだとの認識を共有しました。
インフレ抑制に向け主要国の中銀などが必要な行動を取ることを明記した。コロナ収束に向けた低所得国支援や、昨年合意した国際課税改革の実現へ各国が取り組みを進めることも盛り込んだ。
共同声明では、需給の逼迫(ひっぱく)に伴うエネルギー価格の高騰が多くの国で物価高をもたらしていると分析。ウクライナ情勢の緊迫化を念頭に地政学的リスクの高まりや金融市場の脆弱(ぜいじゃく)性といった世界的なリスクを「引き続き監視する」とした。
米欧など主要中銀の金融政策の変更が市場を混乱させないように、金融市場に対して明確にコミュニケーションを取り「物価の安定を確保するため、それぞれの使命に沿って行動する」ように求めたとのことです。
世界共通認識で一国もはやくコロナでの経済力低下から復活できるよう取り組んでいきます。