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泉代表『物価高を参院選の争点にできた』と語っています⇒出口調査で最も重視された政策は『景気・雇用対策』でした。。。

参議院議員通常選挙で大敗北という結果になってしまった立憲民主党ですが、泉代表自身は、選挙の争点を物価高にできたとし、手応えを感じる選挙戦だったようです。

マスコミが行っていた出口調査を見てみると、泉代表の手応えが全くの勘違いであったことが明らかになりました。有権者が最も重視した政策は、泉代表が手応えを感じた物価高対策ではなく、景気・雇用対策だったのです。

いつになったら有権者が求めていることを理解することが出来るようになるのでしょうか。。。

泉代表が自信を深めた物価高対策。。。

選挙の結果は大敗北でしたが、泉代表が選挙戦の最中に手応えを感じていたことがあるといいます。投開票前ですが8日に出演したラジオ番組では「物価高」を争点にすることができたと自信満々に語っています。

立憲民主党の泉健太代表が7月8日(金)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。参院選の争点を「物価高」に設定し、論戦を主導する事が出来たと語った。

参議院選挙の手応えについて「元々、去年の総選挙以降非常に厳しい状態からのスタートだったが、そういった意味では健闘していると思っていて、立て直しの過程に入っていると実感している。

今回、論点設定、争点設定が出来たのが大きくて、もし立憲民主党が物価高と戦うと言っていなければ、これだけ物価高が争点にならなかったと思う。その意味では、国民の皆様の生活実感に合わせた参院選の論戦を、我々が主導する事が出来たのかなと思っている」と語った。
引用元 立憲民主党・泉健太代表 「物価高を参院選の争点に出来たのが大きい」

1月に招集された通常国会では存在感を示すことが出来なかった泉代表ですが、選挙戦では物価高を争点にできたと自信満々に語っています。

『もし立憲民主党が物価高と戦うと言っていなければ、これだけ物価高が争点にならなかったと思う。』とここまで言うからには手応えも十分だったのだと思います。

ですが、泉代表が感じていた手応えは見当違いだったようです。

選挙で有権者が最も重視した政策は景気・雇用対策でした。。。

泉代表の手応え通り、物価高が争点になったのでしょうか。時事通信が10日に実施した出口調査で明らかになったのは景気・雇用対策でした。

時事通信が10日実施した参院選の出口調査によると、有権者が最も重視した政策は「景気・雇用対策」で、全体の30.2%を占めた。「年金・介護・医療」が15.7%、「子育て・少子化対策」が11.1%と続き、生活に身近な政策が投票行動に影響を及ぼす実態が明らかになった。
調査は、投票先を決める際に最重視した分野を12の選択肢から一つ選んでもらう形式で行った。
参院選で主な争点となった「物価高対策」は7.4%の4位、「外交・安全保障」は5.8%の5位、「新型コロナウイルス対策」は3.5%の8位となった。
引用元 景気・雇用対策がトップ 重視政策、生活関連に集中―出口調査【22参院選】

泉代表が争点になったと感じた物価高は4位であり、1位の景気・雇用対策とは約7倍の差をつけられています。

このような出口調査をみると、泉代表が感じていたことと有権者の投票行動の間には大きな乖離があることがわかると思います。

全くの見当違いをしていたことを見れば、低迷する立憲民主党の支持率、そして選挙での大敗北も理解できます。泉代表は代表を続投する姿勢を見せていますが、続投するのであれば、岸田総理を少しは見習って『聞く力』を身につける必要があるのではないでしょうか。。。

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