横浜でもう一つの万博、2027年国際園芸博
横浜市内にある相模鉄道瀬谷駅。昨年11月末に訪れると、駅に大量のポスターが貼り付けられていたほかは、開催地の雰囲気はほとんど感じられません。
駅からタクシーで約10分となっており、住宅街を抜けると、突然工事用の白い柵に覆われる地域が現れます。
内側では造成工事が進むが、周辺住民の大半は「園芸博をやるのは知っているが、詳細は知らない」と口をそろえていました。
園芸博の舞台となるのは、2015年に日本に返還された、米軍上瀬谷通信施設跡地の一部で、横浜町田インターチェンジ(IC)が近接する立地で、今後のまちづくりが課題となるなか、16年に横浜市が国に万博誘致を要望しているといいます。
21年6月に博覧会国際事務局(BIE)への開催申請が閣議で了解されました。