世論調査では比例代表の投票先で、立民は自民党に大差を付けられていることが判明しました。。。

泉代表が全国各地を回り演説を行っていますが、世論調査では、比例代表の投票先として立憲民主党は自民党に大差をつけられていることが判明しました。

参議院議員通常選挙は、衆議院議員総選挙とは異なりいつ行われるものか予めわかっているものです。ですが選挙が近づくにつれて明らかになる情勢は、ことごとく立憲民主党に不利なものばかりに感じます。

結局のところ、泉代表はもちろん、立憲民主党に対して人々は全く期待していないのではないでしょうか。

奈良県を訪問し遊説する泉代表です。。。

各政党も全国各地に名前が浸透している所属国会議員を送り込んでいます。泉代表は21日に奈良県でマイクを握って演説を行っています。

泉代表は「政治には論戦が必要だ。与党自民党も間違いも起こす。それをちゃんとただすことが大切で、野党の議席が国会になければ論戦もできず、問題点も明らかにならない」と声を張り上げた。

また経済安全保障推進法などを取り上げ「いきなり国が取り締まりをしたら、民間企業は委縮する。それこそ経済の活力は失われる」とし、「権力をただ強くする政治、国民を取り締まる力を強くする政治、国民を罰するようなことを強くする政治では、この国の活力は失われる」と批判。新型インフルエンザ等対策特別措置法のときも刑事罰を削除させたとして「われわれは自民党以上に国民の自由、民主主義を大切にしている政党だ」とアピールした。
引用元 泉・立民代表が奈良県来県、参院選へ政策アピール

泉代表がアピールに懸命なのは分かりますが、この演説内容には疑問が残ります。『政治には論戦が必要だ。与党自民党も間違いも起こす。それをちゃんとただすことが大切』と訴えていますが、立民の間違いはどのように正すのでしょうか。

所属国会議員の不祥事はもちろんですが、新型コロナウイルス対策ではゼロコロナを立憲民主党は訴えていました。これらの誤りはどのように正すのか気になるところです。

また政府が進める経済安全保障政策について異議を唱えていますが、経済安全保障をどのように泉代表が考えているのかは全く窺い知ることができません。

アピールがアピールに全くなっていないのが泉代表ですが、そうした立憲民主党の姿勢を有権者はわかっており、それが世論調査に如実に表れています。

参議院議員通常選挙の比例代表の投票先は、圧倒的に自民党。。。

泉代表らがいくら訴えても、その訴えは有権者の耳に届いていません。そのことが世論調査で如実になっています。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が21、22両日に実施した合同世論調査で、夏の参院選比例代表の投票先として自民党を選んだ人は4割に迫った。野党第一党の立憲民主党との差は30ポイント以上あり、岸田文雄首相(自民総裁)の高い内閣支持率とも相まって、自民の堅調ぶりをうかがわせた。ただ、投票先が「分からない・言えない」との回答も35%を超えており、情勢は流動的な要素も残している。

内訳を見ると、岸田内閣を支持すると答えた人のうち、49・5%が比例代表の投票先として自民を挙げた。不支持と答えた人でも、14・4%が比例の投票先に自民を挙げ、立民の12・7%より多かった。
引用元 産経・FNN合同世論調査 比例投票先、自民が約4割 無党派への浸透課題

比例代表の投票先で自民党を挙げた人と立憲民主党を挙げた人との差は30ポイント以上の開きがあるというのです。

更に岸田内閣を不支持と答えた人に限って見ても、比例代表の投票先に立憲民主党より自民党を選んでいるのです。

枝野前代表は世論調査を気にする素振りはありませんでしたが、泉代表はこのような世論調査にどのような反応を示すのでしょうか。世論に真摯に向かい合うべきでしょう。

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