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玉川徹氏が新型コロナウイルスの検査拡大に防衛費を例えに出しました。。。あまりにも不適当ではないでしょうか。。。

新型コロナウイルス関連やウクライナ情勢に全力を傾けているモーニングショーですが、いつもその報道の仕方には違和感があります。

今回もまた玉川徹氏が新型コロナウイルスの検査体制の拡充について言及していますが、不適当な例を出して、人々の賛同を得ようと懸命になっています。

玉川氏は自身の例えの不適切さに気付かないのでしょうか。本人が気付かないにしても、番組全体としてチェックをしないのでしょうか。

モーニングショーの放送内容は、情報番組の劣化を如実に示しています。

玉川氏、検査数が増えないことに御不満の様子です。。。

新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年春以降、モーニングショー、そして玉川氏は、検査の拡充を訴えていました。

今でもその姿勢は健在のようで次のように番組では報じられています。

 テレビ朝日職員の玉川徹氏が13日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、新型コロナウイルスの検査体制が拡充しないことを、防衛費を引き合いに出して批判した。

番組では、コロナの検査体制について、今年1月後半ではPCR検査が1日約22万件、抗原検査が1日約2万件だったと説明。これが現在ではPCR検査が1日約41万件、抗原検査が1日約8万件になったとした。

引用元 玉川徹氏、自衛隊の装備「この何十年ムダになってる」コロナ対策と比較

検査体制の拡充は、モーニングショーが放送した数字を見ても明らかだと思いますが、この数字を見ても玉川氏は不満があるようで、不適当な例えを出し、更なる検査体制の拡充を主張しました。

玉川氏は検査がわずかずつしか増加していないことに不満顔。コロナ対策について「安全保障だって、ずっと言ってる」と自身のスタンスを示した上で「防衛費だって、毎年5兆円使って、自衛官の方は戦争以外でいろいろ活躍されてるから人件費は別にして、武器に使ってるお金っていうのはこの何十年間、一切ムダになってるんですよ」と持論を展開した。

コロナ対策と国防を同じ「安全保障」の枠内と自身で設定しての理論。防衛費は「安全保障のためにコストとして受け入れてる」にも関わらず、「何で検査に関してはそれができないんだと思いますよ」と不満を吐露した。
引用元 玉川徹氏、自衛隊の装備「この何十年ムダになってる」コロナ対策と比較

玉川氏は、何故か防衛費を持ち出し、安全保障のコストとして受け入れているとしながらも、防衛装備品に関する費用は『一切無駄になっている』と指摘しています。

玉川氏の中では、筋が通っているのかもしれませんが、ここで防衛費を持ち出した意図が全く理解できません。

検査体制の拡充を訴えていますが、現状を把握していないのではないでしょうか。放送でも一月時点の検査件数と現在の検査件数に触れていますが、PCR検査は約倍増しており、抗原検査は約4倍になっています。これだけ増加しているにも関わらず、『不満顔』とは何様のつもりなのかと思えてなりません。

玉川氏が、どの政権だろうと政権が行うことに常に批判的であることは承知の上ですが、一体どのレベルまでの検査体制の拡充を求めているのでしょうか。そしてそれは玉川氏の感覚によるものではなく、エビデンスによってはじき出された数字なのでしょうか。

テレビ朝日は経費を私的流用しても大丈夫なのかも知れませんが、国が行うことにかかる費用の原資は当然税金です。感覚や思い付きで支出できるような性質のものではありません。

批判することが目的になっている情報番組はモーニングショーぐらいです。玉川氏の独りよがりにみえてしまう政府への批判はいつまで続くのでしょうか。これほど信用が置けない情報番組は過去を見渡してみても、モーニングショーぐらいではないでしょうか。

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