• HOME
  • ブログ
  • 政治ニュース , 野党
  • 立民と国民民主党が『略称』をめぐりまたしても軋轢が生じています。。。最大の支持団体、連合に呆れられていませんか?。。。

立民と国民民主党が『略称』をめぐりまたしても軋轢が生じています。。。最大の支持団体、連合に呆れられていませんか?。。。

元を辿れば、同じ旧民主党系統の立憲民主党と国民民主党がまたしてもケンカをはじめました。

昨年の衆議院議員総選挙で明らかになった略称『民主党』問題で協議を重ねてきた両党ですが、立憲民主党が協議を打ち切り、国民民主党が強く反発をしています。

泉代表によれば『兄弟政党』の両党ですが、関係はこじれにこじれています。

この両党の争いを尻目に、最大の支持団体の連合は、自らが掲げる政策の実現に奔走しています。立憲民主党も国民民主党もいい加減にしないと見限られるのではないでしょうか。

結局まとまらなかった略称問題です。。。

昨年の衆議院議員総選挙の投開票が終わったあと、一つの問題として浮上したのが略称の問題でした。立憲民主党と国民民主党が双方とも『民主党』と略称を届け出たことによって、『民主党』と書かれた票は案分されることになりました。

この問題を解決しようと両党は協議を重ねてきましたが、立憲民主党は一方的に『民主党』を使用する方向で調整していると報道されました。

 立憲民主党は、夏の参院選で「民主党」の略称を使用する方向で調整に入った。国民民主党とともに昨年の衆院選で「民主党」の略称を使って多くの案分票が生じたため、両党で扱いを協議したが、進展が見通せないと判断した。複数の関係者が14日明らかにした。国民幹部は「交渉は決裂していない」と反発。自民党に接近する国民を立民は批判しており、略称問題も加わって両党の溝は一層深まりそうだ。
引用元 立民、略称・民主党使用へ 参院選、国民は反発

国民民主党の反応をみれば、協議が継続していたことは明らかです。泉代表は日本共産党との関係については度々配慮している姿勢が見えましたが、国民民主党に対しての配慮はなく、判断は早いようです。

仮に両党とも『民主党』で略称を届け出た場合、また同じような事が起きます。

結局のところ、泉代表にはまとめ上げるだけの力がないように思えます。こうした両党の対立を間近で見てきたのが支持団体の連合です。その連合は思い切った行動に出ました。

連合の芳野会長、異例の自民党の会議への出席を表明です。。。

立憲民主党と国民民主党にとって無視することが出来ない相手が支持団体の連合です。芳野会長は記者会見で驚きのことを表明しました。

連合の芳野友子会長は14日の記者会見で、自民党本部で18日に開かれる「人生100年時代戦略本部」の会合に出席することを明らかにした。政府の全世代型社会保障に対する連合の考え方を説明する。

連合の会長が自民党の会合に出席するのは異例だ。芳野氏は、「政策、制度の実現のためならば、積極的に関わっていきたい」と強調した。

立憲民主党の小川政調会長は14日の記者会見で、「したたかな自民党に悪用されないよう、お気をつけいただきたい」とクギを刺した。一方、自民党の高市政調会長は13日の記者会見で、「働く方々の代表として所見を聞きたい」と狙いを説明した。
引用元 連合会長が自民会合に異例の出席へ…芳野氏「政策実現に積極的に関わっていきたい」

芳野会長は自民党の会議に出席することを明かしたのです。連合も自らが掲げる政策を実現する為に動き出したのです。

立憲民主党の小川政調会長は、芳野会長の動きを牽制していますが、芳野会長の動きで一番困るのは立憲民主党の方ではないのでしょうか。

党内政局、野党間政局に明け暮れていては、有権者の支持はもちろん連合の支持も離れていくことにいい加減気付くべきです。

関連記事一覧