若い世代にワクチン3回目接種の呼びかけ




新型コロナウイルス感染者の3分の1を20~30代が占めている状況から岸田文雄首相は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組むため、若い世代にワクチンの3回目接種を呼びかけています。

政府によると、3回目接種率は30代は25・9%、20代は24・0%と特に低い。

2回目と3回目の接種間隔は6カ月だが、昨年10月1日時点で2回目の接種を終えていた東京都内の20代は44・2%、30代は49・7%だった。

この世代の2回目までの接種率は約8割のため、今年4月1日以降に3回目接種の対象になる人はそれぞれの世代で全体の3割以上を占める。

ワクチンの効果を示す分析や研究は次々に明らかになっているが、若い世代は大半が軽症のうえ、つらい副反応があることが壁になる。

厚生労働省にコロナ対策を助言する専門家組織で座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長は13日の会見で、「感染すれば自分だけにとどまらず、周囲に感染させるリスクも出てくる。自分を守る観点がまず第一。それから、結果的に周り、仲間、家族を守るという観点もあると思う」と話した。(米田悠一郎、市野塊)

引用元 若い世代の3回目接種、これから本格化 感染の3分の1占める

新型コロナウイルスのワクチン接種3回目を打つことによって、2回接種した後よりも抗体価が上がり、広範囲の変異株に対する免疫が上がることが報告されています。

オミクロン株を中心とした新型コロナウイルスの感染者数が全国で急増している中、感染拡大や重症化を防ぐためには、若者のワクチン接種率を上げ、1人でも多くの方がより早くワクチンの3回目接種を受けることが重要であり、呼びかけが大切であります。





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