泉代表が『岸田政権は朝令暮改』と批判です。。。自身の率いる政党のことは棚上げなのでしょうか。。。

岸田政権が誕生して半年が経過しました。この半年の間に岸田総理は総裁選の時から変わらず人々の声に耳を傾け続けました。

そんな岸田政権を立憲民主党の泉代表は『朝令暮改』と批判しています。泉代表はおそらく、人々の声に耳を傾ければ朝令暮改、傾けなければ独裁と言っていたに違いありません。

岸田政権を批判する泉代表ですが、自らが率いる立憲民主党についてはどうなのでしょうか。低迷する支持率については、ブレはありませんが、国会における野党の枠組みについては文字通り朝令暮改を繰り返しています。

政権を批判することは大事なことなのかもしれませんが、それでは支持率に繋がらないことにいい加減早く気が付くべきです。

岸田政権半年を朝令暮改と批判した泉代表。。。

岸田政権が誕生し半年が経ち、その間に岸田総理は賃上げ等に奔走していました。その岸田政権の半年について泉代表が評価しました。

立憲民主党の泉健太代表は4日の党会合で、岸田文雄政権が発足半年を迎えたことに関し「朝令暮改、二転三転が続いている。岸田政権、岸田首相の体質といってよい状況だ」と述べた。泉氏は、年金生活者への5千円支給案が白紙となったことなどを挙げ、「出した政策はすぐ取り下げ、結局うやむやになる。こういうことでは信頼される政府にはならない」と批判した。
引用元 立民・泉氏「朝令暮改、首相の体質」 岸田政権半年

岸田総理は、国民の声に良く耳を傾けています。総理に就任して以降も、車座集会を不定期ながら開催しています。

多くの声に耳を傾け、政策を変更していくことが『朝令暮改』という批判に値するのでしょうか。仮に声に耳を傾けずに一度決めた方針を貫いた場合は『独裁』との批判の声が上がっていたことは想像に難くありません。

泉代表は岸田総理のことを批判していますが、立憲民主党はどうなのでしょうか。市民の声に良く耳を傾けたことはあったでしょうか?

朝令暮改、お手の物だった立憲民主党。。。

野党第一党として今国会に臨んでいる立憲民主党は、野党の国会での枠組みについて珍しく提案をしていました。

野党国対委員長代理級の会合を新たに設けようとしたのですが、日本共産党を除外したことによって猛反発を受けました。

猛反発を受けた結果、立憲民主党は驚くべきことに発表した翌日に撤回しました。

立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長は15日、立民、日本維新の会、国民民主党の3野党などの枠組みによる国対委員長代理級の会合について「今は考えていない」と述べ、撤回する考えを表明した。外される形となった共産党による反発を踏まえ「配慮を欠いた」と述べ、共産に謝罪したことも明らかにした。国会内で記者団に答えた。

立民、維新、国民と無所属議員の会派「有志の会」の国対委員長代理級が14日、国会内で令和4年度予算案の審議日程などをめぐり情報交換し、今後は定期的に会合を開く方針で一致した。これに共産は反発していた。
引用元 立民、「共産外し」枠組みを撤回し謝罪 朝令暮改批判がブーメランに

14日に発表したことを翌15日には撤回したのです。一日足らずして方針を撤回するのは、古今東西を探しても立憲民主党くらいです。

このような『朝令暮改』をしておきながら、岸田総理のことを『朝令暮改』と批判するのはあまりに滑稽です。

泉代表にとって岸田総理を批判することも仕事の1つなのかも知れませんが、それでは低迷する支持率の回復に繋がらないことは前任の枝野前代表がすでに証明済みです。

岸田総理のことを批判する前に泉代表は自身の足元を見直すことが必要だと思います。
そして支持率という国民の声に良く耳を傾けて、対応を考えるべきでしょう。

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