ユネスコ無形文化遺産「城端曳山祭」3年ぶりの開催
新型コロナウイルスの影響により中止が続いた国連教育科学文化機関の無形文化遺産、「城端曳山祭」の祭りを3年ぶりに開催されることが発表されました。
新型コロナの影響で2年連続で中止となっていたユネスコの無形文化遺産、「城端曳山祭」が3年ぶりに開催されることになりました。
3日夜、城端曳山連合会が会合を開いて決定したもので、伝統文化の継承を考慮して開催することにしたということです。
「城端曳山祭」は新型コロナの収束が見通せないとして、一昨年から2年連続で中止となっていて、開催は3年ぶりとなります。
今年は新型コロナの感染拡大を防ぐため、本祭りで曳山が巡行する時間を短縮して、午後1時半から6時頃までにするなど規模を縮小して行います。城端曳山祭は5月4日に宵祭り、5日に本祭りが行われます。
日本国内の有形・無形の文化遺産を保護してきていますが、このように無形文化遺産についても保護する制度を持つ国は少なく、日本の取り組みは他国に先駆けたものと考えられ、国内での豊富な知見を活かされています。
伝統を守り続ける城端曳山祭もまた、新型コロナウイルスに立ち向かうべく、感染拡大防止となるよう宵祭と本祭の曳山巡行を縮小し、本祭の巡行時間を従来より短縮されるとのことです。