批判ばかりの日刊ゲンダイがまたしても岸田総理を批判です。。。でも、他の新聞を読むと日刊ゲンダイの批判は的外れではないでしょうか。。。
批判できればなんでも良いのが日刊ゲンダイです。数々の荒唐無稽の批判をしてきた日刊ゲンダイですが、ウクライナ情勢に関連してまたしても荒唐無稽な批判を岸田総理に浴びせています。
今回日刊ゲンダイが報じたのはロシアの天然ガス購入がルーブル建てであり、岸田総理が語ったサハリンでの権益を守る姿勢は結局メンツが丸つぶれというものです。
ですが、日刊ゲンダイが報じる前に読売新聞が日刊ゲンダイのメンツをつぶすような報道をしていました。
日刊ゲンダイだけの情報を鵜呑みにするのは危険でしかありません。
日刊ゲンダイ、いつも通り岸田総理を批判。。。でも内容、間違っていませんか?
政府に対しての批判姿勢は日刊ゲンダイがこれまで一貫してきたものです。ですがその内容はいつも見当違いもいいところでした。
その日刊ゲンダイが日本のサハリンでの権益について、またしても岸田総理を批判しています。
プーチン大統領は31日、ロシア産天然ガスの代金は4月1日以降は同国通貨ルーブルで支払う必要があり、従わない場合は供給を停止するとの法令に署名した。一方、G7はルーブル建て支払いを拒否しており、日米欧に対するガス供給が停止される可能性が高まった。
岸田首相は31日の衆院本会議で、ロシアのLNG開発事業「サハリン2」について、「長期かつ安価なLNGの安定供給に貢献している」などとして撤退はしない方針を表明したばかり。
結局ルーブル払いに応じなければ、LNG供給は停止されることになり、メンツは丸つぶれだ。
引用元 岸田首相メンツ丸つぶれ…「サハリン2撤退せず」表明もG7ガス供給停止で赤っ恥
プーチン大統領が署名した大統領令によって日本もルーブル払いを強いられると日刊ゲンダイは主張しています。その結果、守ったサハリンでの権益についてメンツ丸つぶれだというのです。
この日刊ゲンダイの批判と真っ向から対立する情報が読売新聞によって報じられています。
ロシアのプーチン大統領は3月31日、日米欧など「非友好国」の企業に対し、ロシア産天然ガスの購入に、自国通貨ルーブルの支払いを義務付ける大統領令に署名した。応じなければ、供給契約を停止するとしている。ロシア産ガスに依存する欧州各国は強く反発している。
中略
ルーブル払いの義務化には、ウクライナ侵攻以降に暴落した自国通貨を買い支える狙いがあるとみられる。大統領令によると、外国企業は、国営ガス会社傘下のガスプロムバンクで口座を開き、ユーロなどの外貨を振り込む。同行は外貨を売却して得たルーブルでガス会社に支払いを行う仕組みになっている。大統領令によると、対象となるのは、パイプライン経由で運ばれる「気体状」の天然ガス。日本が輸入する「サハリン2」の液化天然ガス(LNG)は対象外とみられる。
引用元 天然ガス代のルーブル払い義務化…プーチン氏「支払いなければ既存契約止まる」
日刊ゲンダイと同様に31日にプーチン大統領が署名した大統領令について報じられています。日刊ゲンダイと同様にルーブル払いであることを読売新聞は報じていますが、読売新聞によるとその対象は、天然ガスは天然ガスでも『気体状』のものだというのです。
日本がサハリンで持っている権益は『液化天然ガス』です。つまり日本が輸入するものについては対象外ということになります。
日刊ゲンダイの岸田総理の『メンツ丸つぶれ』との批判は見事に論拠から崩れ去りました。ウクライナ情勢であらゆる情報が飛び交う中、日刊ゲンダイが発信する情報のみを鵜呑みにすることは危険としか言いようがありません。