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立民・泉代表が国民民主党との候補者調整について『引き続き努力したい』と語る一方で、立民政調会長のお膝元では対立候補を擁立してしまいました。。。

今夏の参議院議員通常選挙で注目されることの1つが野党共闘の行方です。立民の泉代表は国民民主党を含めた従来の形の野党共闘を目指しています。

泉代表は党大会で国民民主党との候補者調整に期待を滲ませていましたが、泉執行部の小川政調会長は自身の選挙区もある香川で候補者擁立に走りました。

香川選挙区では国民民主党も候補者を擁立しています。

一体いつになったら泉代表のリーダーシップが発揮されるのでしょうか。このままでは『党』でありながらもただの『個人商店』の集まりにしか見えません。

党大会で語った泉代表の期待。。。

衆議院議員総選挙が終わって以降、参議院議員通常選挙に注目が集まりましたが、投開票まで既に4か月を切っています。

野党の候補者調整が進まない中、立憲民主党の泉代表は国民民主党との候補者調整について期待を滲ませていました。

立憲民主党は18日、泉健太代表が夏の参院選改選1人区の候補者調整を共産、社民、れいわ新選組3党に申し入れると発表した。泉氏は同日の記者会見で「連合とも政党同士の候補者調整をすることについて合意している」と述べた。

連携を模索している国民民主党については「調整を申し入れる対象にすると考えていたが、まだ申し入れの約束が取れていない」と説明。改選1人区で候補者調整が既に進んでいる選挙区もあるとして「引き続き努力したい」と強調した。
引用元 立民、1人区候補者調整へ 参院選、野党3党申し入れ

多様性を訴える立憲民主党ですが、今回の参議院議員通常選挙も昨年の衆議院議員総選挙、そして前回の2019年参議院議員通常選挙と同様に有権者に多様な選択肢を提示することには否定的なようです。

泉代表は候補者調整を進めたいとのことですが、その方針は執行部でも共有されているのでしょうか。

執行部の一人、小川政調会長の地元で候補者乱立。。。

泉代表が国民民主党との候補者調整に期待を示していることから、その方針が立憲民主党全体としての方針だと思いました。

ですが、小川政調会長の地元香川選挙区では立憲民主党の候補者が擁立されました。この香川選挙区は、国民民主党の玉木代表の地元でもあります。

候補者擁立について、小川政調会長は痛烈な言葉を国民民主党に送っています。

野党共闘が不調で1人区で大混戦となれば、自民現職を利することにもなりかねない。立民の香川県連代表の小川淳也政調会長(衆院香川1区)は共産とは調整の余地を示す一方で国民、維新を「与党の補完勢力」と批判した。

玉木氏は「自民党に対する対抗馬として今回擁立している」と批判を一蹴し、「勝手にレッテルを貼って補完勢力だから対抗馬を立てるということになると、まさに立憲民主党さんがやられようとしている候補者の調整とか野党の一本化ということを自ら水を差すことになる」などと冷ややかに指摘した。
引用元 参院香川選挙区、各党それぞれ候補擁立の乱立選に「与党の補完勢力」との批判を国民玉木代表一蹴

国民民主党と日本維新の会を『与党の補完勢力』と断言した小川政調会長ですが、この発言が香川選挙区のみならず、他の1人区の候補者調整に悪影響を及ぼすとの考えには至らなかったのでしょうか。

小川政調会長は、昨年の衆議院議員総選挙でも地元選挙区の候補者調整をめぐって話題を振りまきました。

小川政調会長の発言を聞けば、泉代表の方針が共有されていないと言わざるを得ません。これが野党第一党にふさわしい姿なのでしょうか。。。疑問に思えてしまいます。。。

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