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立民が憲法集会を開催し、時事通信が『参院選へ「論憲」アピール』と報じましたが、実際は。。。時事通信は立民の肩を持っているのでしょうか。。。

今国会では衆議院参議院の憲法審査会に出席している立憲民主党ですが、以前は憲法審査会に欠席して議論を封じ込めることが度々見受けられました。

憲法改正の必要性がないのであれば、欠席をするのではなく、改憲不要を憲法審査会で訴えれば有権者に立憲民主党の真意が伝わっていたはずです。

有権者に伝えることを意識してなのか、立憲民主党が初めて憲法集会を開催したと時事通信が報じています。

時事通信の報道では、立憲民主党がようやく議論をし始めたのかと思いました。

しかし、結果はいつも通りのものでした。

時事通信は立憲民主党の肩を持つ通信社なのでしょうか。。。

時事通信が報じた立憲民主党の『論憲』。。。

党内がバラバラの立憲民主党では、まとまらない政策がいくつもあります。その一つが憲法改正です。

枝野代表時代は、憲法審査会を欠席することで、議論すら拒む姿勢を示していました。その立憲民主党が初めての憲法集会を開催したと時事通信が報じています。

 中川正春党憲法調査会長はあいさつで、「憲法改正自体が目的であってはならない。論憲が大事だ」と述べ、自民党などを念頭に改憲ありきの議論にくみしない姿勢をアピールした。

集会では枝野幸男前代表が基調講演し、「権力を縛るという憲法の本質に基づいた議論がなされなければいけない」と指摘。自民党が掲げる改憲4項目の緊急事態条項に触れ、「緊急事態だから自由にやらせろというのが一番危ない。縛りを外したら、プーチン(ロシア大統領のような為政者)が出てくることを止められない」と訴えた。
引用元 立民、初の憲法集会 参院選へ「論憲」アピール

立憲民主党は『論憲』という立場を採り、憲法を積極的に議論する姿勢を見せています。確かに、この時事通信の報じる内容であれば、立憲民主党が憲法論議を活発化させている印象を受けます。

ですが、この時事通信と同様に、立憲民主党の『論憲』を報じた産経新聞の報道を見れば、立憲民主党が従前と何一つとして変わっていないことが判明しました。

立憲民主党の枝野幸男前代表は28日、党主催の憲法対話集会で講演し、緊急事態に対応するための憲法改正の必要性を訴える自民党など改憲政党を牽制(けんせい)した。「緊急事態の時にはもっと自由にやらせろ、国会議員の任期も延長させろみたいなばかな話がある。具体的に何か困ることがあるのですか?」と述べた。

東日本大震災の時に官房長官を務めていた枝野氏は当時を振り返り、改憲の必要性を感じなかったとも主張。「震災と原発事故の対応をした。憲法の縛りのせいでやれなかったことはたった一つたりともない。全て憲法の縛りの中でも完全にできる。法律も全部整っていると確信している」と断言した。
引用元 立民・枝野氏「具体的に困ることある?」 緊急事態対応の改憲を牽制

この枝野前代表の発言はどうみても憲法改正をしたくないとの思いで満ち溢れています。

枝野前代表が、憲法全体についての改憲を否定しているのか、それとも改憲を訴えている政党の主張を否定しているのか定かではありませんが、この姿勢は従来の立憲民主党の姿勢と全く変わっていません。

憲法改正を決めるのは国会議員ではなく、有権者による国民投票です。立憲民主党は有権者に国民投票という選択すら行わせたくないのでしょうか。

枝野前代表ではなく、現代表の泉代表がどのように改憲について考えているのか教えて頂きたいと思います。

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