世界のパソコン出荷台数、在宅需要の影響もあり9年ぶりに高水準





米調査会社IDCは13日までに、2021年の世界のパソコン出荷台数が前年比14.8%増の3億4880万台だったと発表しました。
2012年以来、9年ぶりの高水準の結果になったのは、新型コロナウイルスの感染拡大で広まった在宅勤務が定着したことが挙げられています。

世界的な半導体不足の影響で生産が需要に追いつかなかったメーカーもあり、担当者は「PC市場はより拡大していた可能性がある」と指摘する。

メーカー別の出荷台数の首位は中国の聯想(レノボ)グループで、14・1%増の8193万5千台だった。シェアは23・5%に達した。2位は米HPで前年比9・3%増の7410万4千台、3位は米デル・テクノロジーズで17・9%増の5930万3千台。4位は米アップルで、22・1%増と大きく伸びた。

引用元 世界のパソコン出荷、9年ぶり高水準 在宅需要が寄与

スマホの高性能化によって、大きく売上台数が下落していたパソコン市場ですが、コロナの影響で在宅ワークが増えたことにより9年ぶりに出荷台数が高水準の結果になりました。
最近の若い世代は、「全てスマホで完結するのでパソコンは無用」といった話も多く聞こえていました。
しかし、この高水準の結果を見るとやはりまだまだ「仕事」にはパソコンが必要であることがわかります。
半導体不足によって出荷台数に制限がかかるメーカーもあり、まだまだパソコン需要は高まっていくと見られます。




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