国連のグテレス事務総長、北京冬季五輪開会式出席の意向を示す





国連のグテレス事務総長は13日の会見で、2月の北京冬季オリンピックについて「オリンピックは人々を一つにまとめ、平和を促進するスポーツの役割を象徴するイベントだ」と述べ、開会式に出席する意向を示しました。

北京五輪に関しては、米国や英国などが、中国による新疆ウイグル自治区や香港などでの人権弾圧を背景に、政府代表を派遣しない「外交的ボイコット」を決めている。グテレス氏は自らの開会式への出席について「オリンピックは非常に重要だ。政治的な側面は抜きにして、世界の平和のための道具でなければならない」と正当性を主張した。

ドゥジャリク事務総長報道官は昨年12月、グテレス氏に宛てた開会式の招待状が国際オリンピック委員会(IOC)から届いたと公表し、前任者を含め「事務総長の出席は慣例になっている」と説明していた。

引用元 国連グテレス事務総長 北京冬季五輪開会式出席の意向

北京冬季オリンピックはコロナの問題や人権問題から外交ボイコットが相次いでいます。
そんな中、国連事務総長が開会式の出席の意向を示しました。
グテレス事務総長の「政治的な側面は抜きにして、世界の平和のための道具でなければならない」という言葉も、もっともな言葉であるとは感じます。
純粋に、平和のためのスポーツの祭典。ですが、平和のためであるならば、やはり中国のウイグル人権問題などは無視できない大きな問題です。
各国の駆け引きはありますが、本当に「真の平和」と呼べる解決に導かれることを祈ります。




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