大阪維新の会、大阪市長候補は電話での世論調査で選出!異例の「予備選」実施へ!
大阪維新の会が、松井市長の引退(2023年4月の任期満了後)に向けて、後継の候補者を「電話世論調査」による予備選で選ぶ方向で調整しているということがわかりました。
党内の候補者を選出し、その中で最も支持を得た候補を公認する方針で進めているといいます。
地域政党・大阪維新の会が、大阪市長の任期満了(2023年4月)で政界からの引退を表明している松井一郎市長の後継候補者について、電話世論調査による「予備選」で選ぶ方向で調整を始めたことが分かった。
党内外から候補者を公募し、22年秋にも市内の有権者を対象に世論調査を実施。最も支持を得た候補を公認する方針という。政党が国政選挙の公認候補者を選ぶ際に、議員や党員投票による予備選を行うケースはあるが、首長選での例は少なく、世論調査だけで決めるのは極めて異例。「有権者の政治への参加意識が高まる」という見方がある一方、候補者にポピュリズム(大衆迎合)的な主張が増え、単なる「人気投票」になる可能性もあり、議論を呼びそうだ。
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20211230-567-OYT1T50046.html
大阪維新は11年以降、府知事、大阪市長の両ポストを独占しており、大阪では多数の支持を得ています。
次期市長の任期にあたる、25年には大阪・関西万博も開催予定であり、大阪維新の会は引き続き候補者を選出し市長のポスト獲得を狙う方針です。
松井氏は次の市長選候補について「後継指名はしない。開かれた形で選んだ方がいい」と周囲に話しているといい、予備選を通じて候補者の知名度アップを狙う思惑もあるとみられています。
議員や党員投票による予備選を行うことはありますが、市長後継候補者を電話世論調査のみで選出するのは極めて異例のことです。
「有権者の政治への参加意識が高まる」という意見もありますが、その一方で候補者にポピュリズム(大衆迎合)的な主張が増え、単なる「人気投票」になる可能性もあり、議論を呼ぶことになりそうです。