青木理氏、岸田総理の所信表明演説を採点するも批判ありき。。。青木氏、曲解をしてまで批判する必要はありますか。。。
岸田総理が総理就任後に行った所信表明演説には、岸田総理が総理として行いたいことがまんべんなく盛り込まれています。
この所信表明演説を曲解しながら批判をしているのがジャーナリストの青木理氏です。青木氏はサンデーモーニングにも出演している左派の代表的なジャーナリストです。
このような人が岸田総理の所信表明演説をどのように評価するかは、火を見るよりも明らかです。
ですが、批判までは予想が付きましたが、曲解してまで批判しているとは思いもしませんでした。青木氏はジャーナリストですが、岸田総理の所信表明演説に安倍元総理や菅前総理を引っ張り出して批判するのは、本来のジャーナリストの姿とは思えません。
批判をするなら岸田総理の所信表明演説のみを取り上げて行うべきです。それが出来ないならジャーナリストを名乗る資格があるとは誰も思いません。
アフリカの諺を曲解。。。なんで特定の人物を指すことになるのでしょうか。。。
安倍元総理と菅総理と歴代自民党政権を批判してきた青木氏は、次の狙いを当然ながら岸田総理に定めています。
岸田総理が語った『一人であれば、目的地に早く着くことができるかもしれません。しかし、仲間とならもっと遠く、はるか遠くまで行くことができます』という海外の諺について次のように、青木氏は批判しています。
このことわざは国民にはいまいちピンとこないが、青木氏も「こんなことわざ、僕も初めて聞きました。しかし、なぜわざわざ海外のことわざを引っ張ってくるんですかね。意味がわからない」と厳しい意見。さらに、皮肉を込めて次のように解釈した。
「一人ではなく仲間と進めとは、麻生太郎副総裁、安倍晋三元首相、甘利明幹事長の3Aの協力がなければ前に進めないという意味、そして”はるか遠くまで”というのは、われわれが望むのとはまったく別の方向の”はるか遠く”を意味するのではないか(苦笑)。政権の実態をみると、そう感じてしまいます」
諺に含まれていた『仲間』という表現が、安倍元総理、麻生副総裁、甘利幹事長を指すと青木氏は解釈していますが、岸田総理の政治姿勢をご存知ないのでしょうか。
岸田総理は、多くの人の声に耳を傾けてきました。新型コロナウイルス対策として提言を取りまとめて首相官邸に提出もしています。
諺で『仲間』と言っているにも関わらず、青木氏が敢えて特定の3人に限定しているのか理解に苦しみます。どうしても岸田総理を批判したい青木氏の姿勢が滲み出ています。
なんでも批判に結び付ける青木氏。。。
岸田総理は、所信表明演説の最後を『明けない夜はありません。国民の皆さんと共に手を取り合い、明日への一歩を踏み出します。』とまとめました。
この言葉にも青木氏は批判をしています。
「逆に僕はカチンときましたけどね」
それは次のような理由によるからだ。
「未曾有の危機というべき新型コロナ対策で、安倍・菅政権が万全の対策を尽くしたと考えている人はほとんどいないでしょう。必死にやっての失敗ならともかく、やることなすこと後手後手でピント外れな対策ばかり。いつまで経っても検査すら増えず、少し感染者が増えると医療崩壊の危機が叫ばれることの繰り返し。岸田新首相も、その政権で要職を歴任してきたわけです。そうした劣悪な政治によって痛めつけられた人びとが『明けない夜はない』と願い、嘆くならともかく、ひどい政治を強いてきた側が上から目線で『明けない夜はない』とはいったい何事ですか」
引用元 岸田首相の所信表明は1点?ジャーナリスト青木理が「カチンときた」セリフとことわざ〈dot.〉
青木氏の言うところの『万全な対策』とは何を指しているのでしょうか。また『後手後手』『ピント外れ』と言っていますが、この青木氏の記事が配信された10月9日時点で、菅前総理がワクチンに注力したこともあり、新型コロナウイルスの新規感染者数は、大幅に減っています。
青木氏は批判をするのが仕事なのかもしれませんが、今回の批判はいささか無理があると思います。
そして青木氏は、不都合なことが見えないようです。『岸田新首相も、その政権で要職を歴任してきたわけです。』と青木氏は指摘していますが、岸田総理は確かに安倍政権では外相や政調会長の要職を歴任していますが、菅政権では無役です。
更に政調会長時には、新型コロナウイルス対策として一律10万円の給付を実現しています。
岸田総理の実績は完全に無視することがジャーナリストの役目なのでしょうか。批判をしたいのでしょうが、岸田総理の実績を無にすることはできません。
批判の為の批判をする人のことをジャーナリストと呼ぶのかわかりませんが、ジャーナリストなら無理くりな批判をするのではなく、丁寧な解説をしてもらいたいと思います。