ソニー・ホンダモビリティの川西社長、中国EV「アイコンを並べただけ」
EVの車内ディスプレーなどでさまざまな情報や娯楽を提供するITシステムについて、出身のソニーでスマホ事業を手掛けた川西氏は「音楽を聴いたり、動画を見たりするサービスはスマホでやれている世界。ベースとしてはいいが、それを車の中でやっても新規性はない」と指摘しました。
その上で、同社が開発中のEV「AFEELA(アフィーラ)」ではモビリティー(移動手段)ならではのエンターテインメントの提供を目指すことを意識しているとしており、「車の制御に密接する部分であればあるほど慎重にやらなければいけないが、例えば走行モードといった車の乗り味をさまざまに変えられるようにすることも1つのエンターテインメントだ」としています。
ソニー・ホンダモビリティは東京ビッグサイト(東京都江東区)で26日開幕する「ジャパンモビリティショー2023」にアフィーラの試作車を出展し、今後は車両の開発環境を外部に開示しています。