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市長を投げうって、立民で北海道6区から出馬する西川将人氏。重大事件の解明は?無責任な人に国会議員が務まるとは思えませんが。。。


立憲民主党が衆議院議員総選挙に向けて候補者擁立を急いでいます。多数の立憲民主党の公認候補の中で、数少ない行政経験者が西川将人氏です。

西川氏は旭川市長を務めていますが、衆議院議員総選挙に出馬する為に市長を辞職します。普通の市長なら問題はないと思いますが、旭川市には『重大な事件』があります。その事件の解明もせずに市長を辞職することは無責任との誹りを免れません。

実態を解明しようとしない人物が国会で何をやりたいのでしょうか。少なくとも無責任な人物は国会には要りません。

衆議院議員総選挙に出馬する気満々な西川氏

『多様性』を訴える立憲民主党は、北海道6区に行政経験ある西川氏を擁立しました。当の西川氏は市長辞職願を提出した際、衆議院議員総選挙に出馬する意向を明確に示しました。

立憲民主党から次期衆院選北海道6区への出馬を表明している旭川市の西川将人市長(52)は10日、今月31日付で辞職する届け出を市議会議長に提出した。市役所で取材に応じた西川氏は「多くの職員や市民に助けられ、仕事を進めることができた。感謝を申し上げたい」とした上で、「次期衆院選に向けて準備を進めて参りたい」と力を込めた。
引用元 旭川市長が辞職届を提出 立民から次期衆院選出馬へ

衆議院議員総選挙に現職市長が出馬する例は珍しくはありません。ですが、西川氏が出馬するのは様相が異なります。

西川氏には、解明しなければならない旭川市の『重大事件』の解明という責務があるはずです。

『重大事件』の解明よりも国政に挑戦??

西川氏が市長を務めている間に、旭川市では全国的に注目される事件が起こりました。『女子中学生凍死事件』です。

 西川氏は旭川市出身。2006年に旭川市長に当選し、現在4期目。今年7月の時点で、8月中に旭川市長を辞職し、年内の衆院選に立憲民主党公認で北海道6区から出馬することを表明。8月10日には同月31日付で辞職する届け出を市議会議長に提出している。

その8日後の18日、爽彩さんの遺族代理人が遺族の手記を公開し、旭川女子中学生凍死事件はその背景と共に全国的に知られるニュースとなった。西川市長は20日、市の教育長に調査の進捗を遺族に伝えるように要請し、市教委に対して「今まで以上にご遺族に寄り添ったかたちで進めてほしい」と伝えた。

また、西川市長は、爽彩さんが今年3月に公園で亡くなったことで事件が顕在化したことを受けて、4月22日に市教委との会議後に記者会見し、第三者委員会による調査開始について「イジメということになれば、これまでの対応に問題があったことになる」と学校側や市教委の在り方を改めて問うていた。
引用元 旭川女子中学生凍死事件 衆院選出馬表明の旭川市長に対し、小川泰平氏が「責任放棄」と苦言

西川氏は市長として、教育委員会の対応を検証する必要があるのではないでしょうか。教育委員会に調査について『遺族に寄り添う形で進めて欲しい』と指示するのではなく、西川氏が市長として最前線に立って行うべきではないでしょうか。

国政に挑むのであれば、第三者委員会の調査報告書が提出されてからにすべきです。

市長としての責任を負えない人物が、国政で一体どのような責任を負うことができるのでしょうか。少なくとも期待できることはないと思います。

やらねばならないことよりも自身の都合を優先するという意味では、西川氏は立憲民主党らしい候補と言えます。

責任を負うことがない野党に、これ以上無責任な国会議員が増えることは、日本にとって不幸としか言いようがありません。

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