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東京五輪の開催に懐疑的な東京都医師会の尾崎会長。記者会見で語った裏で、惜しげもなく自説を披露。。。本気でしょうか?


定期的に記者会見を開催している東京都医師会の尾崎会長が、今回は日本記者クラブで記者会見を開きました。

通常の記者会見の場とは違ったため、医療供給体制の具体的な提言をするのかと期待しましたが、相変わらずの中身のない記者会見でした。

東京五輪を開催するためには、現状の改善が必要と尾崎会長は発言しましたが、そのようなことは多くの人が思っています。当たり前のことを自信ありげに語られても聞く方は困ってしまいます。

尾崎会長は自身のSNSにとても科学的とは思えない自説を披露していました。日本記者クラブでの記者会見で、是非そのご説明もしていただきたかったと思います。

相変わらずの中身のない記者会見。。。尾崎会長は評論家ですか?

事あるごとに東京五輪の開催について言及してきた尾崎会長ですが、東京都医師会の会長という立場から東京五輪の開催について言及することは自然なことだと思います。

ですが、尾崎会長の東京五輪の開催についての言及は、いつも決まって開催に否定的かつ具体策に乏しいものでした。

日本記者クラブで開催された27日の記者会見でも、相変わらずの姿勢がそこにはありました。

東京都など9都道府県への緊急事態宣言が延長する方針で検討されていることを受け、尾崎会長は「今の時点で解除すると、おそらく1カ月ぐらいでまたリバウンドが来るだろうと思っている」と分析。延長期限を日数ありきで決めるのではなく、「ステージ2の(新規感染者数の7日間平均)100人以下」といった数値目標を目指すことが必要だと指摘する。

「そのくらいの感染状況になれば、都民の方も国民の方も“もしかしたら”という考えになっていただけるかもしれない。今までのようなただ期間を伸ばすというやり方であれば、オリンピックの開催は難しくなると私は思っている
引用元 緊急事態宣言の延長「日数で決めるのではなく数値目標で」、東京五輪開催へ「今が最後のチャンス」 都医師会・尾崎会長

評論家が『100人以下を目指せ』と言っているならまだしも、尾崎会長は評論家ではなく東京都医師会の会長です。『目標』を示すならどのようにやれば良いか『手段』もセットで示すべきです。

言うだけ言い、具体策を示さないのは今に始まったことではありません。新型コロナウイルスの感染が国内で確認されてから1年以上の時が経つというのに成長しない人物も珍しいのではないでしょうか。

日本記者クラブで会見を開いていながら、なんら具体策を提示しなかった尾崎会長に是非説明していただきたかったことがあります。

SNSに仰天の自説を披露していた尾崎会長

尾崎会長の記者会見の中身を見ていると、東京五輪を中止にするためのレールを敷いているとしか思えません。

記者会見では語られませんでしたが、尾崎会長は仰天の自説をSNSに投稿していました。

オリンピックをやるやらないは別にして、自然破壊をしてきたことが地球温暖化やパンデミックにつながっていることを理解していればこうした木々を切って、平気で生態系を壊し、広場を作ろうなんていう安易な発想は、狂っているとしか言いようがない。
引用元 https://www.facebook.com/haruo.ozaki/posts/4011298322323417

代々木公園のパブリックビューイング会場の設置について言及しているのでしょうが、自然破壊とパンデミックがどのように繋がっているのか皆目見当が尽きません。

記者会見では、この自説の因果関係についてご説明がありませんでした。

ある事象と関係がない結果を結び付けてレッテルを貼る行為は、活動家の行為と瓜二つです。

尾崎会長は、活動家ではなく東京都医師会の会長です。今やるべきことは医師としての知見を集約してどのような方法を講じれば、新規感染者が減少するのかを提言することです。

仮にそれが出来ないのであれば、一日も早く優秀な医師会会員に会長職を譲っていただき、そして環境運動に没頭してもらいたいと思います。

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