【海外】死者数の減少受け、欧州各国でロックダウン緩和へ




イタリアやスペインなど欧州各国で18日から、新型コロナウイルスの流行を受けたロックダウン(都市封鎖)が緩和される。

イタリアでは2カ月以上にわたって全土でロックダウンが行われていたが、バーや美容院を含むほぼすべての企業活動が再開される。

スペインは首都マドリードとバルセロナ以外の都市で制限を緩和。最大10人までの集会が許される。

欧州各国では、1日当たりの死者数が堅調に減少傾向にある。

イタリアの17日の死者は、ロックダウン開始以降で最少の145人。3月27日のピーク時には、1日に900人以上が亡くなっていた。

スペインでもこの日の死者は87人と、ロックダウンの始まった3月14日以降で初めて100人を割り込んだ。

しかし各国当局は、油断すると感染の第2波につながるだろうと警告している。

■18日からどうなる?

イタリアではレストランやバー、カフェ、美容院、その他の小売店舗などが、他者と距離を取る施策を講じることを条件に営業を再開できる。

キリスト教カトリック教会もミサを再開する予定だが、信者は厳格に社会的距離を取り、マスクを着用する必要がある。その他の宗教でも儀礼が再開される見込みだ。

一方で保健当局は、大規模な集会には引き続き感染の危険があると警告している。

スペインでは今週末までに、各地でロックダウンが解除される予定。

18日からはバーやレストランの屋外席が解禁されるほか、家族が再会したり、10人以下であれば友人などとの集会も認められる。

マドリードとバルセロナを含む北西部では制限の大半が継続されるものの、一部店舗が影響を再開できるという。

緊急保健センターのフェルナンド・シモン署長は17日、スペインは新型ウイルスの流行を食い止める「直前まできている」と話した。

しかし、第2波のリスクは「なお非常に大きい」としている。

そのほか、ベルギーでは厳しい条件のもと、初等・中等教育が再開された。

ポルトガル、ギリシャ、デンマーク、アイルランドなども、ロックダウン施策の緩和に動いている。

■その他の状況

・米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界全体の感染者数は460万人を超えた。死者は31万2000人超に上っている
・ブラジルでの感染者数がスペインとイタリアを抜いて世界4位になった
・米中央銀行の連邦準備制度理事会(FRB)は、米経済は2021年後半までパンデミックの影響から回復しないと警告した
・インドは全土に課しているロックダウンを緩和するものの、5月31日まで延長すると発表した

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-52702252-bbc-int

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欧州ではついにロックダウン解除が各所で実装される予定だ。しかしやはり気を付けたいのは気を緩めたときの第2波、第3波の感染拡大だ。解除されたからと言って気を緩めずに生活を続けていってほしいものだ。

ネットの意見

まあ、ある程度ピークを越えたら、緩和していかないと社会が回らないですからね。
第一波は、世界的におおよそ越えたというところでしょうか。医療従事者の皆様には感謝しかないですね。
第2波が来る前に、薬等含めたさらなる医療体制の確立をお願いしたいですね。
これ以上経済は止められないという事ですね。
日本に比べれば、感染者数はかなり多い中での再開なので、うまくコロナと共生する社会を作っていけるのか、その後の経過は気になるところです。
仮に日本での感染者だけが0になったとしても、永遠に鎖国することは非現実的であり、海外からの入国者で再発する可能性は否定できないので、世界各国の対応と感染状況も冷静に見極めることも必要だと思います。
経済優先をするのは当たり前。でなきゃ、医療どころか国が崩壊してしまう。
経済死を甘くみていると、人口は10分の1以下になり極貧の生活が待っています。曽祖母の時代、紙幣は紙切れ同然になりました。栄養失調で死にます。
ロックダウンの効果も多少あると思うけど、
やはり冬より春、夏の方が感染力は弱まるんじゃないかな。一年中同じ感染力を維持出来る事の方が考えづらい。新型コロナも熱や紫外線には弱いみたいだしインフルエンザもそうだ。
欧州の緩和は、どちらに転ぶか微妙だけど、どちらにせよ痛みを伴うよね。日本は、独自の政策で進む方が、今のところ吉なのかな?なんだかんだ他国よりは、良い結果が出てるしね。




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