ILO事務局長選、韓国の康京和前外相〝大敗〟の「朗報」
国際労働機関(ILO)の事務局長選挙で、韓国の康京和(カン・ギョンファ)前外相が大敗・落選したとの知らせが届きました。
韓国には「女性割当」という言葉がある。高いレベルの職位に女性を付けることを、ほとんど無条件(=つまり経歴や能力に関係なく)に〝よし〟とする社会的雰囲気だ。
自尊心がことさら強い韓国人にとっては、「韓国の常識は世界の常識」だ。ILOの事務局長選挙でも「女性割当」が働くはずと考えたのだろう。
康氏は労働問題にタッチした経験がまったくない。しかし、そんなことは「国連高官(=高官というのはウソ)出身で、世界10大国である韓国の外相を経験した人物」という触れ込みでかき消せると読んだのかもしれない。何よりも「初の女性事務局長の誕生」がうたい文句だった。東亜日報(韓国語サイト3月25日)の投票前触れ記事は、「韓国の常識」に基づく期待感がにじみ出ていた。
が落選。中央日報(3月26日)は「惜しくも苦杯」と報じた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf69fdbe263bad7176cf9d9e30f4649d65f55e44
外交も無経験でボロボロなあの外交を、そもそも功績と言えるのでしょうか?労働争議、労災関連にも全くの無経験でした。
世界は思ったよりこの国を見ているということが今回のことで分かります。