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衆議院議員北海道2区の立憲民主党候補、松木謙公氏が政治資金収支報告書で多数の訂正を余儀なくされる ⇒ 修正だけで済む問題とは思えません。辞退し、有権者に選択肢を示すべきでは?

現時点で4月には衆議院、参議院を合わせて3つの補欠選挙が実施されることが決まっています。補欠選挙が行われる衆議院北海道2区では、立憲民主党が早々に候補者擁立を決めました。

立憲民主党の公認候補として、北海道2区の選挙に挑むことが決まったのは、当選回数4回の松木謙公氏です。

その松木氏にスキャンダルです。立候補表明の直後、政治資金収支報告書に不適切な会計処理があったとして、政治資金収支報告書を訂正したのです。

もしも政府与党の候補者なら、激しい批判を浴びていたことは間違いありません。

松木氏は立候補を辞退すべきでしょう。

まさか訂正だけで終わりですか。立候補辞退はしない??

松木氏は、この国をどん底に陥れた民主党政権時の農林水産大臣政務官です。

その後は、菅直人内閣の内閣不信任案の採決に賛成票を投じ、民主党を除籍されて以降は、新党大地、維新の党、民進党、希望の党、国民民主党、そして立憲民主党といった具合に、政党を渡り歩いています。

そんな松木氏が会見を開いて、政治資金収支報告書の訂正を明かしました。

「結果的に収支報告書の訂正という事態に至ったことにつきましては、誠に申し訳なく思っています。お騒がせして大変申し訳ございません」(立憲民主党・松木謙公元衆議院議員)

松木氏は、12日午後、札幌市内で会見を開き、2017年から去年までの政治資金収支報告書に不適切な会計処理などがあったとして訂正したことを明らかにしました。

政治資金規正法では、個人から政治団体への寄付は年間150万円の上限が設けられています。
引用元 立憲民主党・松木元衆議院議員が政治資金報告書を訂正し陳謝 父母からの寄付金が3年間で1100万円

初めて出馬するならまだしも、当選回数4回を数える元職がやっていいミスとは思えません。

しかも、個人献金をしていたのは松木氏の父母です。さらに、この個人献金の記載以外にも、後援会事務所の家賃なども訂正したと報じられました。

このままでは北海道2区の有権者は選択肢がありません。立憲民主党は公認を取り消し、クリーンな候補を示すべきです。少なくとも何かしらの処分を下すべきですが、そういう話は聞こえてきません。。。

他人に厳しく、身内に甘いのが民主党の文化だと思わされてしまいます。

他人に厳しかった蓮舫氏。。。

立憲民主党の蓮舫代表代行は、政治資金収支報告書の記載について、別件で次のような投稿をSNSにしていました。

約1年前の投稿ですが、政治資金収支報告書の記載について厳しく批判をしています。

松木氏の一件と、蓮舫参議院議員が指摘する件では、必ずしも同一事例とは言い難いのかもしれませんが、身内の政治資金収支報告書の訂正について、蓮舫参議院議員がどのように考えているのでしょうか?

何かしらの情報発信がなければ不公正と言われても仕方がありません。

蓮舫参議院議員は、広報を担う代表代行の役職に就いています。いまこそ、蓮舫参議院議員の代表代行としての務めを果たすべき時です。

松木氏の一件で、何もアクションを起こさなければ立憲民主党は所詮口だけという誹りを免れません。

立憲民主党の存在は、国民生活に微塵も影響を与えることはありませんが、せめて公正な党内政治を行っていただきたいものです。

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