「国産トマホーク」開発へ 射程は約2千キロ 日本からの地上発射でも中国や北朝鮮が射程に入る




 政府が研究開発を進める新型の対艦誘導弾の射程が約2千キロに及ぶことが28日、分かった。配備が実現すれば自衛隊が保有するミサイルでは最長射程となる。これとは別に、陸上自衛隊が運用する12式地対艦誘導弾の射程を将来的に1500キロに延伸する案が浮上していることも判明。「国産トマホーク」ともいえる長射程ミサイルの整備を進めることで、自衛隊の抑止力強化につなげる狙いがある。複数の政府関係者が明らかにした。

新対艦誘導弾は防衛装備庁が平成30年度から研究を始め、令和2年度までに計105億円の関連予算を計上した。4年度までに試作品を開発し、同年度中に性能試験を行う計画だ。

射程は約2千キロで、日本からの地上発射でも中国や北朝鮮が射程に入る。レーダーからの被探知性を低減させるステルス能力や、複雑な動きで敵からの迎撃を防ぐ高機動性も追求する。地上発射に加え、艦船や航空機からの発射も可能にする。

12式地対艦誘導弾は、今月18日の閣議で射程の延伸が決まった。当面は従来の約200キロから900キロ程度に延ばすが、最終的に1500キロを目指す。

政府は平成29年にF35戦闘機に搭載するノルウェー製の「JSM」(射程500キロ)と、F15戦闘機に搭載する米国製の「JASSM」「LRASM」(ともに射程900キロ)の取得を決めた。新型の対艦誘導弾と12式の射程はこれらを大幅に上回り、射程1600キロ以上とされる米国の巡航ミサイル「トマホーク」にも匹敵する。

長射程ミサイルの導入について、政府は「自衛隊員の安全を確保しながら相手の攻撃を効果的に阻止する」と説明する。相手の射程を上回るミサイルを持つことで事態への対処を容易にする狙いがあり、主に島嶼(とうしょ)防衛を想定している。

南西諸島に配備した場合、1500キロあれば平壌を、2千キロあれば北京をほぼ射程に収める。政府は12月の閣議決定で敵基地攻撃能力をめぐる検討の無期限延期を決めたが、北朝鮮や中国が自衛隊の長射程ミサイルを「敵基地攻撃能力」と認識すれば、日本への攻撃自体を思いとどまらせる効果も期待できる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9b5f427963eb88aac99d0915d0a966abeb7a1dc

ネットの意見

周りは核兵器保有しているから
核 の時代だね。
長距離射程の巡航ミサイルだと速度が遅いから撃ち落とされそう。
ステルスにしよう。
亜音速で2000㎞だと、発射から着弾までけっこう時間かかりそうだな
長距離対艦ミサイルをつくるのか、トマホークのような長距離対地ミサイルをつくるのか
どっちなんだよ
射程1500キロの長距離対艦ミサイルなんて役に立たないだろ
レールガンの方がいいと思うけどな。

これ撃っても相手のレールガンかレーザーで撃墜されそう。

作っても1発やそこらではね
> 複雑な動きで敵からの迎撃を防ぐ高機動性も

エリア88の風間ばりにバルカン砲かわすミサイルだったら笑うな。
ヘンタイ軌道を通り越してるわ。
例の99式の時みたいにテスト出来なかったりして。

ドローン兵器開発を主体として、
巡航ミサイルはそのオプションとして考えた方がよくない?
軍事機密がこうやって堂々と漏れてる時点でこの国駄目だと感じるのは俺だけだろうか・・・
攻撃は最大の防御 相手が弾道弾や巡航ミサイル擬きの照準を日本に
合わせているのだから、基地やインフラなどの先制攻撃も防衛の為に
必要になる事がある。また広大な日本のEEZ含む島嶼部6000超えの防衛にも
有利だ。
あっちからミサイル向けてんだから当たり前やな

引用元




関連記事一覧