「尖閣、沖縄を放棄せよ」中国王毅外相“暴言”の真意




 中国の王毅国務委員兼外相が先月末の来日時、沖縄県・尖閣諸島の領有権を一方的に主張したうえ、茂木敏充外相が即座に反論しなかったことに、日本国民の怒りが高まっている。こうしたなか、王氏が日中外相会談後の共同記者発表で語った「四つの原則的共通認識」という言葉に注目・警戒する声がある。ジャーナリストで、日本沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚氏が、中国の傲慢な狙いに迫った。

王氏の暴言と、それを放置した茂木氏への怒りは当然だ。公式な外交の場で、「釣魚島(=尖閣諸島の中国名)を実効支配しているのは中国だ」という国際発信を許してしまった。これは、万一紛争が起きたとき、日本を不利な立場に追い込んでしまう、危険な対応といえる。

だが、中国の野望はこれだけでは収まらない。

中国が今年に入ってから、尖閣諸島の領有権を主張するときに使う「四つの原則的共通認識」という言葉がある。中国外務省報道官が5月11日と7月22日、日本を非難する際に使っており、王氏も11月25日の共同記者発表で使った。

中国共産党の機関紙「人民日報」のニュースサイト「人民網」(日本語版)も同月27日、王氏が共同記者発表で「(中国側の希望として)中日が達した四つの原則的共通認識を適切に遵守すること」と語ったと報じている。

「四つの原則的共通認識」とは、日中が合意した4つの政治文書のことで、1972年の「日中共同声明」と、78年の「日中平和友好条約」、98年の「日中共同宣言」、2008年の「日中共同声明」を指す。

王氏は事実上、「これらの政治文書に従って、日本は尖閣諸島の主権を放棄せよ」と主張したようなのだ。尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土だが、一体、どういう理屈なのか?

72年の日中共同声明の第3項には、「日本はポツダム宣言第8項に基づく立場を堅持する」と書かれており、ポツダム宣言第8項には、「カイロ宣言の条項は履行せらるべく、また、日本国の主権は、本州、北海道、九州及び四国並びに吾等が決定する諸小島に局限せらるべし」とある。

つまり、中国側としては、「ポツダム宣言第8項には沖縄(琉球)は含まれておらず、釣魚島にいたっては論外。米国は中国に断りなく、日本に沖縄の施政権を渡した。中国は、サンフランシスコ講和条約も、沖縄返還協定も認めない。日米両国は、カイロ宣言、ポツダム宣言を遵守して、沖縄の主権を放棄すべきだ」という理屈なのだ。

とても日本も米国も同意できる話ではない。外務省のHPも、「日中外相会談及びワーキング・ディナー」として双方の発言内容を記しているが、「四つの原則的共通認識」は無視している。

もはや、「日中友好」と、「尖閣・沖縄防衛」を両立させることは不可能ではないか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/883f85b9d347f83e9aa0fbe3ec9a0ac2fdafd36e




ネットの意見

確かに日本が中国と争うのはリスクがあるのは分かる。
だが、リスクを回避するために領土を奪われるのはリスク回避と言わない。売国奴と呼ぶ。
ほら言わんこっちゃない。という状況がぴったりとなった。王毅が領有権に触れたときに(それも日本国内で)肝心の外相が何も言わない。こんな体たらくをしたら必ず図に乗ってくるのが読めたはず。茂木ではもう完全になめられているのが即刻替えた方が良い。
日本の主権は北海道、本州、四国、九州の4島(及び瀬戸内海の島々)だけだと中国は以前から主張している。

沖縄、尖閣諸島、小笠原諸島、北方領土は日本のものでは無いという主張だ。
南シナ海に人工島を5つも作るくらいだから、尖閣は本当に危ない。
チベットに侵攻してその土地を四川省に組み込みパンダはチベットでなく中国の動物と宣伝するように、その内日本も中国自治区になってしまうかもしれない。
中国共産党がある限り、真の日中友好はあり得ないと思う。

ほんとお嬢さん対応に怒りが込み上げる
我々の領土を勝手に自分のモノにしようと
しているのにヘラヘラしやがって
そこはケンカやど公式の場だからこそ
怒れや
日本の立場を世界発信するチャンスを潰しやがって仲良しクラブじゃないんぞ
いい人とか世界の人には理解されない事ぐらいまだ判らんのか?弱い立場の人達に威張るのが政治家じゃないんやど
守る来あるの?もっと世界とケンカできる人材を任命して下さい。そうじゃないと南シナ海の様に中国から支配されるだけ
学んでないの?甘いんじゃ日本は
とにかく世界は日本の考えを主張しなきゃ理解してくれない。言わんでも判るは国内だけにしてくれや
何にせよその場で反論しない茂木 これでは馬目だ河野大臣のように、大事なことは話を遮ってでも言わないと負け 茂木はアメリカとの通商交渉でも下手を打っているこの人には事務方に回ってもらっては如何でしょうか
70年前も今も日本の外交は交渉能力不足です。 外務省職員と大臣を総取り替えしないと外交はまともに動かない。 明治の外交官は国家の存亡を担っているという気概がありました。
もう限界でしょう、日本企業を引き上げ、戦争準備をすべきです、もはや中国に頼らない経済、沈没しても同じこと、米国はバイデンではあてになりません。
核装備をすべきです、勝てはしないが、日本の国を渡すのなら、死を選ぶべきです。
環境省が12月にも実施するとした尖閣諸島に生息する動植物の自然環境調査について、小泉進次郎環境相は10月16日の記者会見で「尖閣に対するさまざまな状況を考えたとき、日本としても何もやらずにいるわけにはいかない。当然のことだと思う」と強調したがやる気配さえない。
これでは尖閣諸島を実効支配しているとは言えない。
もはや実効支配を事実上、放棄したとしか思えない。
ここまでハッキリ言われたんだから日本としては腹を括るしかない。

尖閣だけでなく沖縄全てに領有権を主張するのであれば当然日米安保の対象になるだろうが日本なりの防衛をしっかりやらねば米軍の支援もうまくいかないだろう。

日中友好は程々に無くしていかなくては。

自衛隊の装備と人員に予算を!
早急に敵地攻撃力を持たねば。

引用元




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