中国、尖閣で海保機に退去要求「中国の領空を侵犯している」と警告
尖閣諸島(沖縄県石垣市)付近の上空で昨年11月、海上保安庁の航空機が中国海軍の艦船から「中国の領空を侵犯している」と警告を受け、空域からの退去を求められていたことが26日、政府関係者への取材で分かった。尖閣の領有権を主張する中国側が、海上から日本の公用機に向かって領空主権を主張するのは初めてとみられる。日本側は現場や外交ルートで「中国の一方的な主張で受け入れられない」などと抗議した。
政府関係者によると、中国海軍による尖閣周辺の領空主張は昨年11月中旬と下旬に計4回確認された。当時、尖閣周辺では中国海警局の船が領海外側の接続水域を航行し、海保の巡視船が複数隻で領海侵入に備えて警戒監視に当たっていた。海保の航空機も上空から哨戒していたところ、中国海軍の艦船から海保機に対し無線通信で、「中国の領空だ」「領空に接近している」などと呼び掛けがあり、空域から離れるよう警告されたという。
日中間では当時、習近平国家主席の国賓としての来日に向けた準備が進められていたが、水面下では中国側から冷や水を浴びせられていた形となる。
領空は、国際ルールで無害通航権が認められている領海と異なり、当該国の許可がない侵入を不法行為とみなし、戦闘機を緊急発進(スクランブル)させるなど厳密な措置が取られる。中国は尖閣の領有権を主張しているが、日本の公用機を空域から排除する姿勢を明確に示すのは極めて特異な動向といえる。中国は平成25年に尖閣周辺上空を含む東シナ海で、対領空侵犯措置を取る範囲を示す防空識別圏(ADIZ)を設定している。
過去の中国機による日本領空の侵犯は24、29年に計2回、いずれも尖閣諸島の魚釣島周辺上空で確認されている。24年は、海保の巡視船が無線で「わが国領空内に侵入しないよう飛行せよ」と警告したところ、中国国家海洋局所属の小型プロペラ機は「ここは中国の領空だ」と回答。29年は中国海警局の船の上を小型無人機ドローンが飛行した。
日本政府は尖閣周辺の中国動向を警戒監視するため体制強化を進めてきた。海保は那覇航空基地に新型ジェット機3機を順次配備し、今年2月に「尖閣24時間監視体制」を構築。中国公船に対応する大型巡視船12隻を14隻分のクルーで運用する「尖閣領海警備専従体制」、違法外国漁船を取り締まる規制能力強化型巡視船9隻の「尖閣外国漁船対応体制」とともに、計画していた3体制を整えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eed3a5b063cd5d2a6a8da8f2c0f840f5068ca731
ネットの意見
中国はこれまでどちらかと言うと、中国軍ではなく、中国海警局の公船が尖閣諸島周辺の領海に度々侵入してきた。コロナ禍の今年に入っては、中国公船は、尖閣諸島周辺の日本の領海内で、あたかも自国の領海内であるかのように、操業中の日本漁船に接近して追尾をするなど自らの法執行の動きを強めてきた。
しかし、これらの動きは言ってみれば、中国軍を使わず、日米安保第5条も適用されない「グレーゾーン」の範囲で日本の主権を侵してきた。(ただし、中国の海警局は既に中国軍の指揮下にある武装警察の傘下に置かれている)
今回、中国海軍の艦船が海上保安庁の航空機に「中国の領空を侵犯している」と警告を発し、退去を求めたことで、中国海軍が前面に出てきたことが明らかになった。日本は、必要あらば海上自衛隊が行動すべきだろう。
いつまでこの様な輩化した国に振り回されているのか。
拿捕して厳罰を課せば良い。
早く上陸、駐在所、公安の設置計画を
急がねばならない
くそ野党のしょーもない臨時国会が
また左巻き、共産主義者達の時間稼ぎの場となるのは目にみえてる
今や安保は経済に匹敵するだけの懸案
もっと国会議員たちは、真剣に国防を
議論して欲しい
国民は、見てるぞ!
こんな事があったのに、習近平国賓来日で国を挙げて歓待するなんてありえない。
日本にいる親中派議員というのは日本の国益を考えているのだろうか。
親中派というなら中国に尖閣侵犯を止めさせるべきだし、尖閣を中国に差し出すつもりなら次回選挙で落選して頂きたいと思う。
二階は、中共に決定的証拠を握られているので、中共を批判する事を言えない。
言えば、中共に例の決定的証拠を公開されるから、絶対に尖閣諸島の現状についてコメントする事がない。
こんな二階が幹事長で横柄な態度を取る様子を国民はしっかり見ている。
領土領海には絶対的に強気で臨まなかった結果。
軌道修正しないと本当に侵略されてしまう。
それも汚いやり方で。
早く尖閣に、海保自、衛隊の船着場などを作り
常駐させなければならない。
このままでは中国が先に上陸しかねない。
小さな発展途上国でさえ中国に対して敢然と立ち向かうのに、日本政府や政治家は本当に領土を守る意思があるのでしょうか。
媚中派を中心に中国に籠絡された者ばかりなのでしょうか。