
国民民主党の支持率半減で「玉木ショック」がトレンド入りです
「年収103万円の壁」見直し、賃上げ支援策、ガソリン暫定税率廃止と、国民のための政策を掲げ、昨年の衆院選から躍進を続けてきた国民民主党。
玉木代表自身の不倫スキャンダル騒動もありましたが、政策が支持されていたために国民からはほぼ不問の状態でした。参院選前には山尾志桜里氏の擁立を巡る騒動で、一時は支持率も微減しましたが、すぐさま持ち直し、参院選でも議席を伸ばすなどの躍進を見せました。
しかし、首班指名後、好調だった支持率に陰りを見せています。
国民民主党の支持率半減で「玉木ショック」がトレンド入り
共同通信や読売新聞などの世論調査の結果を、TBS「ひるおび」、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」が特集したところ『「ひるおび」では、政党支持率では自民、維新が数字をあげ、国民民主が数字を下げたことを伝えた。前回調査が10月だった読売新聞では、国民民主の支持率が「ほぼ半減」したと伝えた』とのことでした。
国民民主の支持率低下について、読売新聞は『臨時国会の首相指名選挙に向け、玉木代表は「内閣総理大臣(首相)を務める覚悟はある」と公言したものの、与野党との協議はまとまらず、玉木氏の腰が定まらなかったとみられたことが一因との見方も出ている』と指摘していました。
政策実現のためならと、スキャンダルはある程度黙認されたようですが、首班指名を巡る立民とのドタバタ劇には有権者も呆れてしまったのかもしれません。
Xでは「玉木ショック」がトレンド入りし、批判的なコメントが殺到しています。「重要なところで判断を間違える」「なぜ連立組まなかったの?」「政策実現に動いて見えなかった」などと言った、連立を巡る判断を間違えたという意見が多くありました。
せっかく良い政策を掲げていても、一歩対応を間違えればこのような状態になってしまうのが政治です。
今の日本には強い与党と現実野党の存在が必要不可欠だと思います。国民民主がこの先、現実野党の筆頭になれるかどうか、これからが正念場です。
