ブーム終了??読売新聞の世論調査で参政党の政党支持率が下落。。。国民民主党がトップに立ちました。

多くの注目を集め続けている参政党ですが、その“ブーム”に陰りが見え始めたようです。

読売新聞の最新の世論調査では12%から8%に政党支持率が下落したと報じられているのです。一方でトップに立ったのは国民民主党で安定して政党支持率を保っています。

いわゆる“差別”に対して懸念が残る参政党ですが、このまま“ブーム”で終わるのではないでしょうか。

世論調査で明らかになった“参政党ブーム”

夏の参院選で大躍進を果たした参政党と国民民主党ですが、国政経験の差なのか現在では明暗が分かれています。

読売新聞が行った世論調査で、参政党の政党支持率が下落し、野党トップに国民民主党が返り咲いたのです。

参政党は先月と比べ、4%下落の8%で国民民主党は9%の政党支持率だったのです。議席数では野党第一党の立民に至ってはわずか5%の政党支持率です。

参政党の政党支持率が下落したことについて、国民民主党の玉木代表は『自民党総裁選で保守派が台頭すると、参政に移った支持が(自民に)戻る傾向にあるのではないか』と分析し、国民民主党の政党支持率については『『手取りを増やす』など、掲げる政策実現への期待が表れている』と語っています。

参政党の参院選後の言動を見てみると、芯がなく、批判されればコロコロとニュアンスが変わることが多々ありました。

その最たる例が注目を集めた『核武装が最も安上がり』と発言した塩入議員です。当選後も同様の主張をしていくのかと思いましたが、記者から問われた際には『参政党の方針に従う。細かい部分は後日ご報告できたら』と語り、深く考えた上での発言ではないことを窺わせました。

選挙の時は勇ましく、その後はだんまりするようでは、国政を担う覚悟があるのか疑わしいと言わざるを得ません。

本格論戦が始める秋の臨時国会を前に、“参政党ブーム”は静かに去ろうとしています。

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