玉木代表が備蓄米の販売延長を問題視ですが、新米の価格高騰をご存知ですか?




『国民民主党の玉木雄一郎代表は2日の記者会見で、農林水産省が随意契約の政府備蓄米の販売期限を8月末から延長し、9月以降の販売を容認したことを問題視した』との報道がありました。

玉木代表は、「新米が出回る頃に備蓄米を出すことになると制度の趣旨に反する」と指摘し、「生産者にとっていい形で新米に値が付き市場に出るときに(価格を)人為的に引き下げることも問題だ」と語ったといいます。

しかし、新米が出回り始めましたが、玉木代表は新米の価格をご存じでしょうか。各メディアが報じていますが、新米価格は高騰し、日本農業新聞によると『2025年産米の相場が早くも上昇局面を迎えている。 スポットで米を手当てする業者間取引で28日に売り手が示した価格は、60キロ当たり3万5000円(税別)が中心で、7月比で約1割高』とのことです。

これには「新米が高すぎて手が出ません。安い米や輸入米も選べる仕組みが必要だと感じます」「コメの価格が上がると、パンや麺類に主食を変える家庭も増えそうですね」「農家や流通の仕組みも見直して、生産者も消費者も納得できる価格になってほしいです」という切実な意見もあがっています。

生産者が満足する価格の維持も重要かもしれませんが、異常な価格高騰で国民は困っています。政治家として重要なのは、生産者の満足を維持するとともに、国民が安心して購入できるようにすることです。表面だけを見て語っているようではこの問題はどんどん深刻になっていくと思われます。何でもかんでも文句を言っていればいいものではないと思います。




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