都市封鎖が続く中国陝西省西安の惨状を書いた「ゼロコロナ」批判文、当局が削除





新型コロナウイルス流行で昨年12月から都市封鎖が続いている中国陝西省西安ですが、その惨状をつづった地元記者、江雪さんのゼロコロナ批判文が8日、会員制交流サイト(SNS)上で閲覧できなくなりました。
「ゼロコロナ」を追求し市民を犠牲にする当局の対応を批判し、共感を呼んでいた文章だっただけに、体制批判につながる動きを警戒した当局が削除を指示したとみられています。

江さんは4日にSNSに文章を公開。繰り返し転載された。サイト上の文章は8日に「管理規定」に違反するとして閲覧できなくなった。

文章では、心臓発作を起こした男性が〝中リスク地域〟に住んでいたため病院に受け入れを渋られ死亡したケースなどを挙げ「私たちは(ゼロコロナのために)払わされる代償なのか」と疑問を投げ掛けていた。江さんへの当局の圧力を懸念する声も出ている。

引用元 ゼロコロナ批判文を削除 中国、共感広がり警戒か

中国当局の閲覧規制は非常に厳しいことで知られています。
またこのことを批判する「曲」を発信しているアーティストなども話題に上がりました。
当局に不利になることは全て排除されてしまう現状、本当に自由な発信、言論の自由が守られるときが来るのでしょうか。
今後もこういった惨状には注目していきたいと思います。




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